こんにちは～
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日も、お忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
旧盆ですので、
自分の家のお墓を意識することが
多い時期です
ひとつ前の記事では、
お墓を建てるときには、
墓石の向きが何よりも大切なことを書きましたが
今回は、
こういうお墓は、
墓相としては良くない
という例を挙げます。
それは、
非常に多く見かける相なのですが、
墓石の正面に「○○家之墓」と
刻まれているお墓です
これは、墓相の上では。
仏様が浮かばれないお墓と
されているのです
なぜか
というと。
死者は、俗名ではなく戒名で生活するので、
「○○家」と俗名が刻んであると、
現世に引っ張られて、
成仏の妨げになりやすいのです
「○○家先祖代々之墓」と刻まれているお墓も
多く見かけますが
同様に良くないのです。
（ただし、禅宗のお墓で、
各宗派による梵字が正面に刻まれ、
その下に「○○家先祖代々」と
刻まれているのは凶相ではないです）
それと、
墓石の正面に、
俗名と戒名が両方刻んである
お墓もありますが、
これも、同様の理由で凶相です
又、
石塔に家紋が彫ってあるお墓も多いですが、
家紋はお墓には不要なので、
やはりＮＧです
墓石の正面には。
各宗派の念仏や題目を刻むべきで
浄土真宗だったら「南無阿弥陀仏」、
日蓮宗だったら「南無妙法蓮華経」と刻むのが、
正しい方法です
そして、右側面には戒名を、
左側面には、戒名より低い位置に
墓を建てた人の名前を刻みます。
墓石には、題目か念仏か梵字、
戒名、建立者の名前以外は刻まないのが正解で、
それ以外の文字が、石塔に刻まれているのは
凶相になります。
一基墓の裏面に文字を刻むのもＮＧです。
○○家という俗名や
家紋を彫る場合は、
墓地の入り口の門柱に彫ると
良いのです
墓地を歩きながら
色々なお墓をみていると
正面に「○○家之墓」と刻まれていたり。
石塔に家紋が彫ってあるお墓は、本当に多いですし、
これらが良くないと言っても、
お墓を建て替えるのには、
お金もエネルギーも必要なので、
自分のペースで建て替えるのが
望ましいです
そして、
お墓の購入や建て替えにも、
吉の時期があります
凶相の墓でも、
子孫が気持ちをこめて参拝していると
建て替えのタイミングに、
巡り合えるものです
参考記事
それでは、本日もお読みいただき、ありがとうございました
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