こんにちは~
出雲大社の系列の神社の巫女を経て~。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日もご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
私は、
占い師ですが、
鑑定をするときに、
算命学を軸とすることが多いです。
(ご依頼の方の内容によって、
そして、
算命学では「天中殺」が有名です。
(算命学には、本当にたくさんの占いの技術があり、
天中殺はごく一部の占技なのですが)
占いに余り関心がなくても、
天中殺というのはなんとなくご存じで、
「何だかよく分からないけど、
新しいことをやってはいけない時期なのでは」と
おっしゃる方は多数いらっしゃいます。
その通りで、
天中殺の時期に
新しいことを
スタートするのは凶
というのは、
天中殺理論のテッパンです
では、なぜ天中殺の時期に
新しいことをやるのが良くないのかを
今回は、解説します。
(東洋の占術に詳しくない方にも
分かりやすく()説明します)
そもそも、天中殺は、
されているのですが、
天中殺の原理は、
陰陽説・五行説にあり、
十の天の空間を十干(じゅつかん)と
しました
一方、
地上の時間を歳星(=木星)の動きから12に分け、
十二支(じゅうにし)を
作りだしました
天の空間である十干は。
木の陽が甲(きのえ)・
陰が乙(きのと)に
火の陽が丙(ひのえ)・
陰が丁(ひのと)に
土の陽が戊(つちのえ)・
陰が己(つちのと)に
金の陽が康(かのえ)・
陰が辛(かのと)に
水の陽が壬(みずのえ)・
陰が癸(みずのと)に
配当されました
地上の時間である十二支は。
子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・
卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・
午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・
酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)に
配当されたのです
この十干と十二支を
最初から最後まで組み合わせると。
甲子(きのえね)、乙丑(きのとうし)、
丙寅(ひのえとら)、丁卯(ひのとう)・・・、と
全部で、60通りになります。
それで、60通りの組み合わせを
「六十花甲子(ろくじゅつかこうし)」としました。
「六十花甲子」は、
時間と空間の結合の単位とされて、
人の生年月日は、
天干と十二支の組み合わせの
干支(かんし)で
例えば、令和元年五月十五日生まれの人は、
己亥(つちのとい)の年、
己巳(つちのとみ)の月、
壬子(みずのえね)の日の生まれになります
ところが
十干と十二支を組み合わせた古代人は、
この「六十花甲子」を見て、
時間が十二種類存在しているのに、
空間は十種類しかないことから、
「六十種類を作り出すのには、
時間の回転を五回、
空間の回転を六回しなければならない」
と言うことは、
「十二支一回分、
つまり十二種類だけの時間範囲に
空間が存在しない」
ことに気付いたのです
時間があっても、
空間が存在していない状態、
これが天中殺なのです
空間がないということは、
地上の人間がどんなに素晴らしい行動をしても、
いうことになります。
ここで、六十花甲子の組み合わせを最初から見ていくと、
天干・・・甲 乙 丙 丁 戊 己 康 辛 壬 癸
十二支・子 丑 寅 卯 辰 巳 午 未 申 酉 戌 亥
となり、
戌と亥が余ります。
ということは
十干は子から酉までの時間範囲で
終了してしまうということで、
甲子から癸酉までの干支では、
戌と亥の空間がない(=天中殺)となります
六十花甲子では、
十干が間隔を保つことなく
常に巡行しているので、
次のグループは、
甲戌から始まって、
癸未まででひとつの完了となります。
甲 乙 丙 丁 戊 己 康 辛 壬 癸
戌 亥 子 丑 寅 卯 辰 巳 午 未 申 酉
このグループにおいても、
時間起点(十二支)が
戌から始まっているので。
本来ならば、
酉で終わらなければならないわけです。
しかし、十干は十種類なので、
戌から始まっても未で終わってしまい。
申と酉には、重なる空間が出現せず、
この第二グループの
甲戌から癸未までの時間範囲においては、
申と酉が天中殺となるわけです
六十花甲子はさらに巡行して。
第三グループが甲申から始まっていきます。
甲 乙 丙 丁 戊 己 康 辛 壬 癸
申 酉 戌 亥 子 丑 寅 卯 辰 巳 午 未
第四グループは甲午から始まります。
甲 乙 丙 丁 戊 己 康 辛 壬 癸
午 未 申 酉 戌 亥 子 丑 寅 卯 辰 巳
第五グループは甲寅から始まります。
甲 乙 丙 丁 戊 己 康 辛 壬 癸
辰 巳 午 未 申 酉 戌 亥 子 丑 寅 卯
第六グループは甲寅から始まります。
甲 乙 丙 丁 戊 己 康 辛 壬 癸
寅 卯 辰 巳 午 未 申 酉 戌 亥 子 丑
以上のように、
六種類のグループに
それぞれの十干がない地帯があり
それが天中殺ということになるのです。
生まれた日の干支に注目します。
生まれた日の干支を日干支(にっかんし)といい、
個人の最小空間範囲と最小時間範囲の合流点とし
日干支が、全宇宙空間(六十花甲子)の
どこに位置しているかを定めて、
その位置グループにおける不自然融合を
探し出すことが目的なのです。
先程の令和元年五月十五日生まれの人の場合、
壬子の日の生まれなので、
寅卯天中殺ということになりますね
年でいえば寅年と卯年が、
月でいえば寅月と卯月が、
日では寅の日と卯の日が、
さらに、細かいですが、
寅と卯の時間が天中殺になるわけです
空間が存在しない天中殺に、
人間個人が積極的に行動を起こすと、
無になって戻ってくる度合いが大きいのです
さらに、人間の精神=天なので、
天中殺の時期に起こしたことは、
精神的な満足感や内面の充実が満たされにくいのです
なお、ご自分の天中殺は、検索すれば知ることができます
それでは、本日もお読みいただきありがとうございました。
今回は、少し理屈っぽい内容になってしまいましたが~
ご理解いただけましたで、しょうか
参考記事
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