こんばんは～
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日もお忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
明日４月８日は、
お釈迦様の生誕日ですね
それで、
今回の記事は、
お釈迦様が説いたとされる
「お経」についてです。
お経は、
仏教の教義でもありますが、
法華経、
維摩経（ゆいまきょう）、
般若心経など、
色々な種類がありますよね
それで、
何種類ものお経は、
並列に、
横並びに考えられがちですが、
実は、
「次元の違い」があるのです
お経を低い方から、
順番に並べると、
阿含経（あごんきょう）
維摩経（ゆいまきょう）
華厳経（けごんきょう）
法華経
般若心経
となります
なぜ、
お経に階級があるのか
というと、
仏教が生まれたインドには、
カースト制度という階級があったので、
お経にも、
階級というか、
区別があるのです。
要は、
お釈迦様が
「人を見て法を説いた」ということなのですが、
例えば、
原始阿含経とか、
阿含経は、
カースト制度の下の方の
文字も読めず、
学問もない人のために、
説かれたお経です。
阿含経では、
「苦しんでいる人達よ、
もう苦しみの時は終わった。
なぜならば、
ここに釈迦がいるからだ。
私があなた達を救ってあげましょう
」と
理屈なしなのです
お釈迦様は、
身分や社会程度の高さに
合わせて、
その上の階級には
維摩経、
その上には
華厳経と内容を難しくした
お経を説いていきました。
さらに
上位の法華経では
物語の中で
宇宙や人間を説いていきます。
最上位の般若心経は
学者のような知性が高い人に
合わせた内容のお経です
お釈迦様は、
下位の人にも
上位の人にも
相手の階級や知的レベルに合わせて
教えを説いていったのです。
これは、
お経というものは、
横並びでなく、
縦で繋がっていると
いうことですし
阿含経は、
一番下の
知性や学問がない人でも、
「情」で分かるお経ですが、
維摩経、
華厳経、
法華経、
般若心経と、
上へ行けば行く程、
知性が高くないと
理解出来ないお経となっていくのです
般若心経は、
短いので、
簡単に読めることで
人気ですが、
本当は内容的には、
一番難しいお経なのです
簡単に読めて、
内容が素晴らしく、
波動が最も高いお経です
このように、
カースト制度の影響で、
お経には、
階級があるのですが、
日本では、
お経は、
横並びに考えられています。
これは、
仏教が輸入されて
勉強されるなかで、
中国に渡った僧たちが、
教義を平面的に
横並びで
覚えてきたので、
お経も全て
横並びになってしまったのです
ただ、
お釈迦様は
一人なのに、
仏教に複数の宗派があるのは
お釈迦様が
階層によって、
違うお経を説いたことに由来しているのです。
阿含経なら阿含経の
華厳経ならば華厳経のグループが出来、
これが、
仏教の新興宗教も含めた
膨大な宗派となっていったのです
参考記事
それでは、本日もお読みいただき、ありがとうございました
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