こんばんは～
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日もお忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
日本では、
お寺を
「○○山○○寺」のように
「山号」を
称号としますよね
例えば
延暦寺は
比叡山が、
金剛峯寺は
高野山が山号です。
それは、
日本では平安時代から
お寺を
パワースポットの山に
建てる習慣があったからです
その背景には、
奈良時代に、
僧侶と
政治との結び付きが
強くなったことがあります
僧侶は、
政治顧問として
重宝されたものの
世俗社会との繋がりが
深くなり、
堕落する出家者が
増えていきました
それで、
仏教界には
出家者が
修行に専念できる環境を
整える必要があり、
山に
お寺が建てられるように
なりました。
そして、
お墓も建てられ
先祖を
パワースポットの
山のあやかりで、
お祀りするように
なったのです。
それは、
山と先祖を一体化 
されるという
霊的な意味があったのですが、
その交信機が、
お墓だったのです。
墓石には
山の深い所から
掘り出した
御影石（みかげいし）という
花崗岩（かこうがん）を
よく用いますが、
花崗岩は
磁力が強いので、
霊が集まりやすく、
先祖の霊（＝魄）も
宿りやすいです。
これは、
鉄塔や鉄の橋に
霊が集まりやすいのと
同じことです。
そして、
お墓が
庶民の間にも普及し、
現在のように、
平地の
寺などの墓地に
墓石を置くようになったのは
江戸時代の半ば頃からで、
古い時代には、
山奥に
遺体をすてる埋葬法も
庶民の間では、
一般的でした。
山の上の
墓石に
霊が宿りやすいことや
山に
多くの遺体が埋葬されたことから、
山には、
お化けが
現れやすいのです。
参考記事
それでは、本日もお読みいただき、ありがとうございました
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