こんばんは~
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日も、お忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
今回の記事は、守護霊についてです
以前に、
二十代の女性のYさんから、
ご質問を受けたことがあり、
「ある霊能者に、<亡くなったお祖父さんが守護霊になって、
あなたを守ってくれています>と言われたのですが
本当に、そんなことがあるのですか
祖父は、三年目に亡くなったのですが、
確かに私のことをすごく可愛がってくれていましたし、
今も守ってくれている感じはするのですが、
死んですぐに守護霊になることなんて
出来るんですか」
という内容でしたので、
今回は、そのお答えを記事に致します
自分のお祖父さんやお祖母さん、お父さんお母さんなど
身近な先祖が亡くなったとき、
亡くなった者が、
自分の孫や子供のことを。
「見守ろう」という想いになって、
ただ、その亡くなった霊を「守護霊」といって良いかは、
私の認識からすると微妙です
それは、分かりやすいのですが、
過去記事でも、何度か書いたように、
人間の魂のことを
魂は一つではなく、
魂(こん)の部分と、魄(ぱく)の部分に
人は受胎するときに
天(=宇宙)から魂を授かりますが、
それと同時に
産土神社(生まれた土地の氏神様)から
魂は、宇宙意識と同一で
自分と人を区別することがないので。
我も個性も感情もありませんが。
そして,
人間は成長するに従って、
様々な感情を持つので,
魄は、「気」でもあり、
人間は生きていると、人や物や土地など
あらゆる物から「気」を受けるので、
魄は、生きる年月と共に
人間には、
初めは、魂と肉体しかないのですが
魄がどんどん増幅していくことで、
人は、生きているときにやりたいことをやって、
「いい人生だった」と、心から想えて亡くなった人は、
魂は、天に還り、
魄は、消滅し、幽体もバラバラになって消えます。
ただし、
現世への未練や後悔が強いと
幽体が消えずに、
では、ご相談者のYさんのお祖父さんの霊は、
どういう状態かというと
Yさんのことが、とても可愛いがゆえに
「心配だ」との意識が強いのです。
それで、「想い」が強い故に、
魂が天に還れておらず、
この世(=Yさんのところ)にいるということです
魂が天に還ることが霊魂の理想とするならば、
嫌な言い方かも、知れませんが、
Yさんのお祖父さんの霊は、「
守護霊」ではなく、
ただ、「不成仏霊」だと言っても、
もちろん、Yさんに悪い影響を与えることがなく、
むしろ、Yさんのことを
「見守ろう」「助けよう」という意識が強いです
これは、生きている人が、
自分の子供や孫のことが、
可愛いが故に心配だから目が離せない
という感覚と全く同じです。
Yさんのお祖父さんのように、
子供や孫が成長したときに(身体の成長よりは、魂の成長ということです)
安心して、この世を離れて、
天に還ったり、
「不成仏霊」だとは、言っても、
お金や手間をかけた特別な供養をしなければならない、
ということはないので、
心配をしないで、
参考記事
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