こんにちは~
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日もお忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
「法難(ほうなん)」といいますが、
鎌倉時代の僧侶である日蓮は、
その生涯のほとんどを
法難との戦いに費やしています。
そして、
一生のうちに、
四回も、
命に関わる弾圧事件に遭遇しています
いわゆる
「四大法難」といわれるものですが、
なぜ、
日蓮が多くの法難にあったのかは
日蓮の時代は、
念仏の修行に専念する
浄土宗が隆盛を極めていました。
「念仏だけを唱えていれば、
極楽に往生出来る」という教えは、
非常に分かりやすかったので、
貴族や武士だけでなく、
庶民にも急速に広まりました。
これに対し日蓮は
「法華経」が最高の真理であると
唱え、
念仏宗を真っ向から否定しました
それにより、
念仏信仰者から
強い反発を招き、
数々の法難に襲われ、
排斥や殺害を
されそうになったのです
そして、
四大法難の中でも、
特に危機一発だったのが、
龍(たつ)ノ口の処刑場に連行された
「滝ノ口法難」です。
龍ノ口は、
神奈川県藤沢市の
片瀬山の一部で、
山並みが
龍が海に向かって口を開けて
いるように見えることから、
こう呼ばれています。
ここになぜ、
処刑場が出来たのかは
定かではありませんが、
鎌倉時代後期には
あったことが文献に記されています。
鎌倉時代後期の日本は、
地震や暴風雨に襲われ
飢饉や疫病が蔓延し
さらには、
幕府が弱体化するという
暗黒の時代でした
それで、
日蓮は、
1260年に
「立正安国論(りっしょうあんこくろん)」を書き、
幕府に提出します。
その内容は、
「念仏宗のために
正しい仏法が解かれなくなり、
それまで日本を守っていた
善神が離れてしまったので、
災害や飢饉が起きている
これを防ぐには、
正しい仏法をないがしろにする
念仏宗の者たちを
取り締まるしかない」
というものでした
しかし、
この立正安国論の内容が、
鎌倉の念仏の信徒に
もれてしまい、
念仏者は、
武力行使で、
日蓮の草庵を襲撃し、
日蓮はそれでも
布教を続けたので、
幕府は、
混乱を避けるために、
日蓮をとらえて、
伊豆に流罪にします
1263年に
流罪が許されて
生まれ故郷に戻っても
左手を打ち折られ、
眉間を斬られる
法難に遭います
それ以降も
他宗との対立は続き、
幕府は、
宗派間の争い・混乱を
避けたいことと、
立正安国論の内容を
政策への批判ととらえたことで、
日蓮を斬首刑にするために
1272年9月13日の深夜2時頃、
その首が斬り落とされようと
した瞬間、
江ノ島の方から
強い光が飛んで来ました
その光に、
首切り役人は目をくらませ、
斬首刑は中止になりました。
この不思議現象のお陰で、
日蓮は奇跡的に
最大の法難を逃れることが出来たのです
しかし、
日蓮は唯一の例外で、
多くの歴史上の人物が
龍ノ口で斬首にされています
そして、
この地には、
龍ノ口法難の霊跡として、
後に一堂が建立され、
寂光山龍口寺となっています
参考記事
それでは、本日もお読みいただき、ありがとうございました
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