生霊と死霊の出会い | 白川葵の開運秘伝 神社仏閣超不思議紀行

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教派神道の神職の資格を持つ占い師のブログです。
出雲大社の系列の巫女を経て、大学の神道学科へ。
算命学・気学・西洋占星術・タロットを習得し、占い館や催事出演で延べ2万人の方を鑑定。
テレビに地上波で50回以上出演。雑誌へも執筆・掲載多数。

こんにちは~。

 

出雲大社の系列の神社の巫女を経まして

教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です 

 

本日も、お忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。

初めての方も、よろしくお願い致します。

 

今日は、生霊と死霊の対面についてですおばけ

 

 

ひとつ前の記事と、ふたつ前の記事で。

人間が亡くなって、意識が全て亡くなるまでの長い道のりの工程には、三つのパターンがあって。

太陽の光の中を行く場合と 

山の中を行く状態と

海の上にいて光を感じる場合があると書きましたが 

 

その工程の中で。

成仏しやすい人は、霊界の中にすんなり入り。

成仏しにくい人は、途中で立ち往生してしまうのです

 

人は死ぬと、魂が分散するのですが

そのときに、生前に「何かを恨んだり、後悔したりした忘れ難い意識」は凝り固まってしまうのです。

そして、この意識の固まりは直接、現世へ向かうのではなく。

亡くなった人と、生前にかかわった人達との意識に大変関わりを持つことになるのです。

 

どういうことかと言うと。

天上界には、亡くなった人の恨みや後悔の意識が固まっているだけで

霊の方から、現世に通信するわけではないのです。

 

極端な例ですが。

殺人をした人がいるとします。

殺した方は、当然殺された相手が自分を恨んでいると思っているわけです

ところが、殺されている方は。

亡くなってから時間が経って、魂が分散して、意識がなくなってくると

自分がどこの誰であるとか、誰から殺されたかが分からなくなってきていて。

 

ただ、「殺された」ということだけが意識に残っていて、「恨んでいる」というそれだけなのです

ところが、生きている側の方は。

「自分は、恨まれているのでは」と思い、落ち込んでいくのです。

 

殺された方は。

霊魂がますます分散し、核だけになり

天上界から地上を見れるようになっていても。

魂の核は、自分が誰であるかも分かっていないので、

「自分を殺したのはあの人だ」と、特定する見え方はしないのです

 

問題は、生きている側の意識です。

生きている側の意識を生霊といいますが。

この生霊が、あるとき殺された死霊と対面することになるのです

 

 

これは、殺した人が眠りの中で、自分が相手を殺した夢を見ているときなどに対面しているのです。

殺した人は、寝ているときに、天上界に行っているのです

 

目が覚めると、正気になりますが。

又、眠ると夢の中で死霊と対面し

うなされて、それを繰り返し、衰弱することがあるのです。

そのために、本人がおかしくなり。

殺された人の怨霊が憑いていると、言われることになるのです。

 

悪いことをしたとき、周りが見ていないから罪にならないといっても。

いつでも、自分自身が自分を見ているので。

自分の行いは全て生霊となり。

亡くなった人に迷惑をかけた場合は天上界に行って

夢の中で苦しみを味わうことになるのです。

 

この生霊と死霊の対面ですが。

男性よりも、女性の方がやりやすいのです

女性の方が思い込みが強いので、自分の生霊が死霊と対面しやすいのです。

男性の方は、寝ているときに天上界へ行っても、死者と対面しないで。

そのまま帰ってくることも多いです。

 

日頃は思い出しもしないのに。

亡くなった祖父母の夢を見たとか。

あるいは、夢の中で。

太陽の光や山の上、海の上などの霊界までの道を途中まで浮遊していたとかいうときは。

自分の生霊が霊界へ向かっていた場合もあるのです

 

その中で、自分が気にしていることがそのまま生霊となり。

ストレートに霊界の死者に出会う場合があります。

これは、お盆やお彼岸に起こりやすいのですが

このときに亡くなった人にひどいことをしていると。

夢の中で死霊が出て来て、自ら責任を感じて、霊にやられてしまうことがあるのです。

 

 

それでは、本日もお読みいただきありがとうございました。

 

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