さて今回の作業は
長崎にお住いのF様から
2回目のリフレッシュ依頼です
前回は
2014年1月にリフレッシュ
依頼を頂いたのですが
その時にお持ち込み頂いた
カプチーノの状態は最悪で
床は腐食で抜ける寸前でした
F様には事情を説明し箱替えを
お勧めしご納得いただき
同年7月に完成し無事に納車と
なりました。
前回は
下回りレストアと普通の色変え
オールぺン、エンジン載せ替え
足回りブッシュ交換など
ボディ上部自体は腐食も無く
状態の良車を箱として使いました
しかし何故前回箱替えが必要
な程腐食が進んでいたのか
今回このカプチーノを見て
判明致しました。
見た目は
とても綺麗に見えるんですが
色んな部分が腐食していました
サイドステップを外した
サイドシルの状態
腐食がかなり進んでいて
ここはサイドシル一式交換します
パーツは廃盤ですが
そこはストックUSEDパーツ
を使って修理します。
フロントウィンドウ
カウルトップ下
ここも腐食が進んで穴が空いて
ました。
日頃乗っている車がここまで
腐食する事はまず考え難いです
保管および走行環境が
悪かった
としか考えられないですね
F様のお住まいは長崎市内
海が比較的近いところ
なので可能性は高いです
まるで放置車両の様な腐食の
仕方をしていました
他にも
トランク内
ドレン処理の近くに腐食穴
Bピラー取り付け部は
腐食で鉄板が無くなってました
ドアは使い物にならない位
腐食が進んでいました
裏側だけ見れば
何とも無く見えますが
ドアを上から見てみるとその中が
腐食していました
またドアサッシュも腐食で
鉄板が無くなっています
ドアレバー取り付け部も
腐食していました。
今まで色んなカプチーノ見て
きましたが、ここまでの物
は初めてです。
ここは専門店の強みで
USEDドアと交換しますけど
ドアなどは簡単に交換できる
パーツですが、サイドシルや
フロントカウルトップの下の
板金は一筋縄ではいきません
何時もより時間も掛かります
これは凄い難敵ですね~
熱を加える部分が多ければ多い程
再発のリスクも上がりますが
そこは
F様にもご納得頂いています。
さあ~頑張って仕上げるぞ~👍