本日は、既にストックリストに掲載中のカプチーノソリッドホワイトの完成までの作業の模様をお伝えします。
 H3年式、車体ナンバー3桁で恐らく初期ロットと思われるこの車体は、多少の錆は有りますが大きな腐食も無く何とか無事に26年間を過ごしてきたようです。
 走行距離も実走行83128Kとこの年式ではかなり少なめです。
 このカプチーノとは7年前からの付き合いで、初めてピューパに来たときはライムグリーンでしたが、昨年他店にてソリッドホワイトにオールペンされています。
 余り上手な塗装とは言えませんが、今回出来る限り手直しして綺麗に仕上げました。
 

入庫時
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完成時
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ピューパエアロバンパーTYPE-Gで決まりました!!

先ずは機関関係から・・・
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デフマウントの断裂
モンスター製の強化品に交換済
サイドシールからのオイル漏れ修理

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タイミングベルト一式交換済
今回が初めてのタイミングベルト交換になります。
エンジン内部はスラッジも少なく非常に綺麗な状態でした、オイル管理特に高級なオイルを入れる事が大事だと思います。
その他タービンオイルドレンホースなど交換しています。
 整備をきちんとしてきた個体なのでそれ程手を加える必要はございませんでした。
 足回り
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ブリッツの車高調はネジ部に若干錆が出ています。
 ローターは錆転換剤を塗装しました。
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下回り及びタイヤハウスの防錆処理
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画像の様に錆は出ていますが、これはかなり少ない方です。
主に表面だけで中までは至っておりません。
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ガソリンタンク両サイドも浮き錆び程度でした。
左下の手前はプレートの錆なのでボディの錆ではございません。外して塗装しました。

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錆を落とし下全面を磨いた後、サビランジャーを塗装し、ブラック塗装で完成です。


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タイヤハウス内も同じようにブラック塗装しました。

外装品及びボディ補修


先ずは、お馴染みピューパエアロバンパーへ変更します。
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サイドガーニッシュはぶつけて変形していたので新品に交換
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純正形状カーボンリアスポイラーにクリア塗装して取り付けます。

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去年オールペンした割りには塗装状態が良くないので手直ししました。

トップは4点再塗装
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がっつりと綺麗に復活!!

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以前の色のライムグリーンが出てきましたね~

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ボディサイドの補修


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ドアサッシュの塗装

その他外装品の塗装
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カウルトップとエッジプロテクターのウェザーも新品交換
リアウィンドウは何故かコーキング剤で目張りして固定して有り使い物にならなかったので、USED良品と交換しています。恐らく隙間から雨が入ってきたらまずいと思い前オーナー様が塞いだのでしょう・・・
 皆さんここは塞いではダメですよ~


内装の仕上げ
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5年前の納車時にクリア処理していたのですがそれが今でも効いていたので、洗剤で拭くだけで綺麗になりました。


ドアインナーレバーの白濁化
これも削ってクリア処理しました。
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ビニールのシーリングごドアトリムを取り付けドアは完成!!
ドアトリムも上下が外れているのが殆どなので、リペアして取り付けています。

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最後は21R用のシートを取り付けて完成です。

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ホワイトのボディにホワイトのTE37
バッチリ決まりました!!

誰か買って下さい
詳細はホームページをご覧ください。