先ずは、プチレストアでお預かりしているAZ-1の作業の模様をお届けします。
運転席フロアーの腐食に伴う鈑金修理とブレーキその他でお預かりしました。

AZ-1のフロアーが沈み込むという話はよく聞きますが、カプチーノやビートに比べて室内フロアーの強度はかなり低い設計になっています、体重が軽いドライバーならそうでもないと思いますが、体重が60㌔以上あれば、次第に沈み込み、ヒビが入ってそこから腐食が始まるようですね!!

運転席側です。
横に亀裂が入っています、下側の画像は同じく運転席側のアウトサイド丁度背もたれの下辺りですが、ここもにもクラックが入っていました。

カーペットを剥ぐとご覧の通り腐食が進んでいました。
一度錆処理した形跡は有りますが、進行は止められなかったようです。

3か所をカットして、鉄板を新たに溶接しました。
下からも同じく鉄板を貼ります。

金属パテで修正して、塗装しました。

左は助手席です。助手席側もフロアの継ぎ目に錆が発生していましたが、それ程酷いものではございませんでした。
表面の錆を落として、防錆処理を塗装しました。

エンジンのコンプレッションは3気筒共に12以上ありましたので、まだまだ現役で行けますね~

ついでにプラグと、プラグカバーを交換しました。
ブレーキの方は、フルードが減るのにどこにも漏れた形跡が無いとの事??
恐らくマスターバックの中にオイルが溜まっていると思われます。
これは来週から修理となります。
さて次は、USEDカプチーノ仕上げ模様です。
先ずは、ミッドナイトパープルから・・・

フェンダー等外装部品の下処理

室内フロアーの仕上げ

外装の仕上げ


本塗を終えました

一応お客様には、外装より機関関係メインのカプチーノと話していましたが、ここまでやれば、外装もかなり綺麗になっちゃいましたね~


ヘッドライトクリーニング
視界良好

さて本日最後は、新潟県のS様のカプチーノの作業模様です。
まだ少ししか進んでいませんがご覧ください。

箱替えと言えども、やはりこのボディにも錆はございますので、それを鈑金して再生して行きます。

室内フロアの前後ですが、薄錆が出ています。

フロントウィンドウウェザー下の錆

この車両にも、フロアー下側に防錆塗装がして有りますが、汚くなっていますね~

フロアーの薄錆を削ると、やはり穴が開きましたので、鉄板で上と下から塞いで溶接しました。

ここは、サイドシルの中を確認するために大きくカットしてから鉄板で塞ぎ、プレートの取り付け穴を開けます。


持ち込まれたカプチーノから取り外した内装部品です。
これを新しいカプチーノに移設します。
ボディ以外は元の車のパーツを移植するので、乗り換えた感じは余りしないと思いますよ!!
S様 作業は順調ですよ~

本日はここまでです。
スタッフの皆さんお疲れ様でした~