何かと忙しい毎日で店頭にもお客さんが結構来て頂けるようになりホッとしてます。
ところで、カプチオーナーの方でトップの内張りが浮いている方そろそろいらっしゃるのでは?
そこでピューパではDIYで出来る「内張り張替え」をご紹介いたします。
用意するもの
1.クリップ外し、はさみ、カッターナイフ、ドライヤー、乾いたタオル
2.ビニールレザー80×45を2枚
3.ボンドG17(170g)2本、サンドペーパー400#1枚
作業手順
1.トップからフック、クリップを外し内張りを外す。
*クリップが外れ難いので親指で上から押さえながら引き抜く
2.内張りを真ん中からカッターナイフで切れ目を入れ、内側から外へ剥ぎ取る
*フックの部分は綺麗に残して下さい。張り替えた後で革にフックの穴を開けるとき必要
*外側から剥がすと下地の紙が剥がれる恐れがあります。
3.剥がし終えたら残ったスポンジのカスをカッターでコサギ、ペーパーで表面を慣らす
■ここで休憩
4.下地のゴミを取り除きレザーと下地にボンドを塗る
*この手のボンドは両面が乾いてから貼り付けるタイプなので慌てなくても大丈夫です。外側の折り返し部分は最後に貼り付けるのでここではボンドを塗らない事。
5.両面が指で触ってもくっ付かない程度に乾いたら、慎重に貼り合わせます。必ずボンドを塗る前に一度双方を合わせて練習して下さい。
6.レザーは必ず真ん中から貼り付けてドライヤーで暖めながら、先ずフックが無い方に向かって貼り付けて下さい。角は暖めながら引っ張って指で形成して下さい。
7.フック側は革を引張りながらドライヤーで充分暖めて指を使ってで形成します。慎重に!!
8.貼り終わったらタオルで上から充分に全体を擦りしっかり貼りあわせます。
■ここで休憩*ドライヤーによる低音やけどに注意!!軍手等をうまく使うと良いかもです。
9.外側の余分な部分を糊しろを残してはさみでカットして、一度折り返してみる!!
10.下地にボンドを塗り、乾いたらドライヤーで暖め革を引張りながら張り合わせる。革には既にボンドが塗ってありますが、貼り前に一度確認したほうがよろしいでしょう。
11.最後にクリップの穴とフックのを開けて完成です。
12.1日くらい置いてボンドのにおいを飛ばしてからトップに装着した方がよろしいと思います。
上手くいけば、純正品と全く引けを取らない出来栄えになります。
但し、不器用な方にはお勧め出来ません!!悪しからずです。
シートの破れも同じ素材でチャレンジしてみましたが、これは手縫いでやったので指がかなり痛くなりました。
アドバイス欲しい方はどしどし投稿下さい。