今日は診療後にクリニック医局から第71回東北地区肛門疾患懇談会にweb参加し発表しました。東北の先生方の会合ですが山形県出身の僕にとっては親近感がある研究会です。今回のテーマは直腸脱でした。





直腸脱は現在、ガイドラインがありある程度の治療ストラテジーは示されています。しかし、良性疾患であるが故に曖昧な側面もあり術者の主観的な考えも反映されやすい手術です。

当院ではガイドラインに添い①全身麻酔可能な5cm以上の症例は直腸固定術で総合病院へ紹介②5cm以下でも全身麻酔リスクが低い症例は直腸固定術で総合病院へ紹介③5cm以下の高齢者→GMT(経肛門)④ハイリスク併存疾患、超高齢者はThiersh手術⑤患者の希望の手術

今回の講演は⑤のThiersh手術に対してL eeds keio meshの有用性について発表しました。当院の再発や感染症例について報告し傾向、対策について提案し専門医の先生方と有意義な議論ができました。

直腸脱は大きく生活の質を低下させます。ガイドラインに沿ってストラテジーを計画し患者にとってBESTな治療ができるように、提案できるように机上の勉強も頑張ります😊

今回はWEB講演でしたが会場の仙台に行きたかったです🍺🍺😂