73回日本大腸肛門病学会学術集会で発表してきました(東京)






大腸肛門病を専門とする全国の先生方の発表を聞き議論しとても勉強になりました。私は要望演題「肛門手術の周術期管理」のセッションで当院で行なっている日帰り手術の管理や技術の工夫を発表してきました。当院で導入しているERASとは昔ながらの慣習的な管理や手術では無くコンセンサスのある医学知見、手術技術を駆使しより低侵襲に肉体的、精神的に負担を軽減させる考えです。ERASは時代とともに進化させる必要があり日々勉強し考える姿勢が必要です。その姿勢が無くなった時が外科医はメスを置く時なんだと思います。


守谷松田式痔核手術、裂肛の分類の提唱や治療、肛門超音波検査による痔瘻の初期病変検討、痔核手術には抗生剤が必要か、ジオン効果療法の長期成績など他にも沢山の知識を吸収しました。


学会後は大腸肛門病の指導をして頂いた石田先生を囲んで懇親会をしました。全国の先生方や身内の仲間達に沢山のパワー頂きました。これからもっともっともっと頑張ります。