神奈川肛門疾患懇談会に参加しました。今回の主題は肛門周囲膿瘍と痔瘻の治療のタイミングでした。
現在の医療、常識が必ずしも正解ではありません。特に肛門疾患領域は科学的分析が難しく、また歴史的背景から（秘伝傾向の領域）学問が乏しい分野です。よって既成概念を過信し漫然と診療するのではなく常に考える必要性を強く感じました。肛門周囲膿瘍の切開方法、痔瘻手術のタイミング、術式選択、手術方法は施設によりバラバラです。NO.1は存在せず各々の病態に応じた適切な選択が正解だと思います。
これからも経験豊富な先輩方のご指導を仰ぎつつ、自分の感性を信じて親身に丁寧に診療していきます。そして、謙虚に貪欲におしり学問に精進しようと改めて感じました^ - ^。
