24回大腸肛門機能障害研究会で発表してきました。


この研究会は排便機能障害(特に便秘と便失禁)に特化した専門性の高い研究会です。今回は当院で便失禁に対して行っている両側脛骨神経刺激療法(PTNS)の有効性について報告しました。

発表風景ですが小さくなってしまいました😓

PTNSは便失禁に対して足首に電極パッドを貼り電気刺激するだけの簡便で低侵襲で低予算の治療です。しかしまだエビデンスは無くガイドラインでも臨床試験の扱いになります。当院では保存的治療でも改善しない便失禁の患者さんに積極的に導入しています。


今回研究会に参加して今まで以上に難治性である排便機能障害に対して高い専門性と強い情熱を持ち続ける事を誓いました。