日本でEV車を使用した場合
ガソリン車よりエコになるためには、
日本の場合は10万kmくらい乗らないとエコにならない
JAF MATE誌(JAFの発行機関紙)
2014年4月号菰田端さんのE3 Report記事
EV車のCO2排出量がゼロ
(※発電は全て自然エネルギーの場合)
----------補足質問内容4はここから
小生の主張は、この記事を記載する上での前提条件です。
現時点の状況なのか、目指すべき姿なのか、理想の社会なのか
それを、この記事は、理想の社会と現実を混同して書かれているので
ディベートをしているのです。
回答の中に、屋久島では自然エネルギーだけで暮らしている方もいらっしゃると回答がありました。
同様に、この記事を記載する上での前提条件が正規分布の中で現状の平均化された社会状況における記事というのも当てはまりますよね。特定の環境では意味がありません。(将来像を語るとか目標を示す記事ならタイトルから直してください)
将来像を考えれば、
20m2の太陽光パネルで1年間発電し、電気分解によって得られた水素では、年間約13000km走行できるとか、
下水処理場から発生するメタンの処理で水素を作ると、自然界でメタンが分解されるのと同等なので、暗黙的にCO2ゼロの水素になっていて全国の汚水処理場を利用すれば約数百万台の車の需要になること
水素は、輸入できることなど
EV車と比較しても、CO2の排出量はどんどん低下するでしょう!
----------補足質問内容ここまで
----------回答内容ここから
現時点か将来像かの話につきましては、掲載したデータは現時点の研究によるものです。ただし、おっしゃるように自然エネルギーのみで発電することは現在の社会ではほぼ不可能ですので、その数字が社会全体で短期的に実現できる排出量の実体かというと、そういうわけではありません。そういう意味で現状と将来が混同しているということであれば、たしかにその通りです。編集部としては、そこは短期的な話、中長期の話として理解して読んでいただけるかなとの思いで作りましたが、今後、より明確になるよう気をつけます。
EVとFCVの関係については、私は優劣をつけるというよりは、使用条件でより良い方を使い分ければよいと考えております。そして、現在の調査研究によれば、CO2の排出量に関してはEVの方が有利になること、また水素インフラの整備に課題があることから、FCVだけがベストな回答ではないということをユーザーに知っておいてもらいたいというのが、今回の記事の趣旨でした。
おそらく、私どもの見解は、現状についてはほぼ一致しているかと思います。ただ、将来像については、意見を異にしている部分があります。この辺は、EVだけにこだわっているわけではありませんので、今後も状況を見続けていきたいと考えております。
よろしくお願い申し上げます。
これにて、ディベートが終わりました