大人の勉強で面白歴史25~ナゴルノ・カラバフ②~ | ひげのブログ

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今回の面白歴史は、近年歴史のナゴルノ・カラバフ問題

アルメニアとアゼルバイジャンが争う係争地

イスラム教徒のアゼルバイジャン人と

キリスト教徒のアルメニア人は、

何世紀にもわたって互いにこの地域の領有を主張し、

衝突を繰り返してきた

 

ロシアの南下政策により1823年にロシアによる支配が始まった

ロシア革命により、1918年に独立したアルメニアと

アゼルバイジャンの間で緊張が再び高まるが

1922年ロシアがカフカス地方の独立諸国の併合を開始し

ソビエト社会主義共和国連邦(ソ連)となった

この時、ナゴルノ・カラバフ地域は、

アルメニア・ソビエト社会主義共和国の一部になる予定だったが

スターリンは、アルメニア人が多数住んでいるにも関わらず

アゼルバイジャン・ソビエト社会主義共和国内の自治州とした

 

 

 

この地に多数住んでいるアルメニア人は、

ソ連崩壊後、アルツァフ共和国として統治していた

 

 

アルメニアは、ロシアの安全保障体制に参画しており

ロシアからの後押しを受けていて

アゼルバイジャンは、イスラム圏のトルコなどの

後押しを受けている

カスピ海沿岸での石油の産出は、

トルコ経由のパイプラインで輸出されている

 

ロシアのウクライナ侵攻で、アルメニアへの支援が不足して

アゼルバイジャンがナゴルノ・カラバフを完全掌握したが

アルメニアは、ロシアから西側諸国への支援に

変わろうとしている

 

 

ここからは、個人の感想

アルメニアは、紀元前からある由緒あるアルメニア人だが

歴史的にローマ帝国、オスマン帝国、ロシアの南下で

長い間制圧されてきてしまった

アゼルバイジャン人は、アジアや中東の遊牧民が

現在の場所に定着した

そのため、ナゴルノ・カラバフはアルメニアだろうな