大人の勉強で面白歴史23~ウクライナvsロシア~ | ひげのブログ

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葉っぱ踏み踏み

6か月ぶりの大人の勉強で面白歴史

 

今回の面白歴史は、近年歴史のウクライナvsロシア

昨年から始まった、ロシアのウクライナ侵攻には

きちんとした歴史が存在していた

しかし、ウクライナとロシアとは、同じスラブ人であり

同じ民族だったのに・・・・

 

1911年ロシア帝国時代(ロシア皇帝存在)には

ウクライナは小ロシアと呼ばれ、

ロシアとは異なる言語・文化を持っていたのだが

国を持つことは、ロシア皇帝から否定されていた

 

第一次世界大戦がきっかけでロシア革命が起こる

1917年ウクライナ人民共和国は、

ソビエト連邦からの分離独立を目指して

ロシア革命の直後に、ソビエト軍と戦争になった

レーニンが率いるロシア軍の圧倒的戦力により

ウクライナは、敗北してしまった

(プーチンのウクライナ侵攻理由その1)

 

 

 

1941年の第二次世界大戦では、

ウクライナの防衛は、

スターリンのソビエト軍であったが、

ナチス・ドイツ軍の侵攻では、

早々に軍をウクライナから撤退してしまった

それまでのスターリンの圧政に苦しめられた

ウクライナはナチス・ドイツ軍を歓迎する

ナチス・ドイツ軍の侵攻に乗じて、

ソビエト連邦から分離・独立を果たそうとするのだが

ナチス軍の撤退により、ソ連軍に敗北する

(プーチンのウクライナ侵攻理由その2:

ウクライナはネオナチである)

 

 

スターリンの死後、ロシアとウクライナの関係は好転

ウクライナ生まれのロシア人フルシチョフ第一書記は、

友好の証として、ロシア領だったクリミアを

ウクライナに譲渡した(1954年)

 

 

ウクライナの分離・独立の機運が盛り上がるのは、

1986年に起こったチェルノブイリ原発事故

被爆の実態が明らかになると

ソ連への不信・情報隠蔽などで

3度目の分離・独立運動がはじまり

ソ連邦崩壊とともに、ウクライナが独立する

 

 

2013年親ロシア政権と欧米派の対立が激しくなり

ウクライナでは、マイダン革命が起こり親ロシア政権が崩壊する

ロシアのプーチン大統領は、

これを国際法に反するクーデターとして

2014年ロシア軍が侵攻してクリミアを

ロシア領としてしまった

(プーチンのウクライナ侵攻理由その3)