ウクライナのゼレンスキー大統領は、
NATO加盟国を訪問して、早期のNATO加盟と
加盟までの間の安全保障を確約を呼び掛けています
NATO加盟に対しては、1つのトラウマが存在します
セルビアから分離独立をしたコソボ紛争です
分離独立を宣言した時、セルビア国内の内戦でした
セルビアの主張は、従来からセルビアの土地で
オスマン帝国の影響により隣国アルバニアからの移民で
構成されていた自治州でしたので
9:1の割合でアルメニア人が多い
内戦の仲介になったのがNATOでした
NATOの支援で平和維持のための武力投入し
コソボ解放軍(アルバニア人)にNATOが傾倒したため
セルビア側が平和交渉への署名を拒否したため
NATOはセルビアに空爆など紛争が激化した
NATO軍による空爆は、国連の安保理の裏付けがなく
NATOは加盟国の防衛のための組織であるとされていたが
NATO加盟国に直接の脅威を与えない
NATO非加盟国に対する攻撃を行ったことが批判された
(日本も、コソボを承認した国です)
ウクライナでは、東部親露派武装勢力と内戦中
西部ではモルドバ国境に親露派未承認国の存在
クリミア問題などを抱えているために躊躇している
かもしれません