第91期棋聖戦第2戦の戦評 | ひげのブログ

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91期棋聖戦第2戦、渡辺棋聖対藤井聡太七段

対局後や翌日のTV局では、

42手目の5四金が、妙手と伝えていました

(もちろん、モーニングショーのクソも同じです)

この場面の前でも、AIでは、3~5ポイント後手有利でした

 

 

渡辺棋聖の敗着は、47手目の3五歩でした

この後角交換が必須になるのですが、

1四角からの王様への睨みの手があって敗着でした

ここでの手は、7九王がベストのようです

 

さらに50手目、4五銀の対応も敗着でした

渡辺棋聖の51手目は同銀でしたが、

2二角と角交換をして、6六角と打って金取り有力でした

次に、4三歩で飛車取りで優勢になります

 

結論:42手目の5四金は妙手ではないようです

将棋は、1手間違えると大差がつくゲームなので

逆転が少ないようです