本日、日本郵便が来年のお年玉付き年賀はがきを発表したそうです。

来年用の年賀はがき、発行25%減の10億7千万枚 85円に値上げで需要減見込む

今年10月1日から郵便料金が、

封書(25グラム以下の定形郵便): \84円 → \110円
はがき: \63円 → \85円

になるため、

「2025年用のお年玉付き年賀はがきの当初発行枚数を前年比25・7%減の約10億7千万枚にする」

とのことです。
25%減というのはすごいですね。スマホの普及などもあり、毎年減少していますので、「記録が残る04年用以降で最も少ない」のは当たり前ですね。最多だった04年の44億5千万枚から見ると、20年で四分の一以下です。
この調子だと来世紀には年賀状の風習も一般人には関係なくなるのかなと感じます。

ところで、郵便事業は年賀状で持っているのではと思っていたのですが、どうも違うようです。今回の値上げが決定したときに、企業などの信書が多数を占めていたとNHKが放送していました。請求書や保険の証明書などは信書で送付しないといけないことになっています。この割合が大きかったが、電子取引や電子メールに変えることが可能になってきているために、郵便離れが起きているということでした。

今後は郵便料金が値上がりするのは確実です。というより、今までの郵便制度はなくなるような気がします。荷物と一緒で全国一律料金というのは今世紀中になくなるのではないでしょうか。日本郵便独占でもなくなるのかもしれません、手書きのものが100円以内で届くという風流もなくなるでしょう。

そういえば、NTTも「電報サービス終了」を検討しているようです。時代が変わると仕組みも変わっていきますね。