Yahoo!ニュースで『AI企業トップが国連で「開発減速」を訴えた理由 安全の話と、お金の話を分けて読む』という記事を見つけました。
『AI企業のトップたちが、揃って「AIの開発スピードを落とすべきだ」と語り始めた』ことについてその背景と業界の見方についてのエキスパートの解説記事です。
見方A:警戒論は企業価値を高める側面がある
「危険なほど強力」という主張は、裏を返せば「それほどの能力と将来性がある」というアピールにもなる。IPOを見据えた、いわゆるポジショントークと受け取る向きもある。
見方B:収益が追いつかず、減速せざるを得ない
投資のペースが速すぎて、十分な収益を確保できない。開発ペースを落とさざるを得ないのではないか、という指摘もある。
というシリコンバレーの関係者の見方を紹介しています。
また、
・オープンAI、アンソロピック:開発ペースを落とす必要性を訴える
・エヌビディア:規制や開発の減速に反対している
というようにAI開発企業とエヌビディアのようにデータセンターで使用される半導体メーカーとで意見の違いがあります。立場によって全く逆の意見だということです。
そこで『「AIは危ない」も「ただの思惑だ」も、どちらか一方に決めつけない読み方』を勧めて、
①「誰が」言っているかを確認する
②「言うことで、誰に得があるか」を考える
③ 怖さと便利さを、切り分けて付き合う
という3つのチェックポイントを提示しています。
このチェックポイントはAI開発の原則の記事だけでなく広くほかの記事でも使えます。①、②は、多くの場合主張者は自分の利益または誰かの利益を代弁しています。このブログでも同じですね。「③ 怖さと便利さを、切り分けて付き合う」は、AI開発の減速以外のものに当てはめるなら複数の問題が一つにされているような場合は問題を分類してから議論することになります。あえてほかの問題を無視して主張したり、複数の問題を一つのように取り扱っている場合が良くあります。惑わされないようにしたいものです。
今後はこのような視点でニュースに当たりたいと思います。
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