6月28日にドル円が、1ドル=161円台まで値下がりしたそうです。

円相場 一時1ドル161円台まで値下がり 37年半ぶり円安水準更新」

GW中の政府、日銀が160円で為替介入をしてからじわじわと円安方向に値下がりしています。
5月9日のブログで、「6月の雇用統計前に160円を試」すのではと書きましたが外れました。もっと時間がかかってしまいました。6月12日のFOMC、14日の日銀金融政策決定会合で日米の金利差が大きく変化しなかったことを確認してから安値を切り上げてきました。158円で2度目の介入を行ったことが楔となったようです。ここを14日の日銀政策決定会合後に抜けてきましたから。

鈴木財務大臣が、

「過度な変動に対しては適切に対応」

を取ると再度介入をにおわせています。
しかし、日米の金利差のために方向は円安です。そして、今週7月5日には米雇用統計が発表されるので、その前の介入は難しいのではないかと見ています。それまでに165円を超えるようだと話は違うでしょうが。それまでは口先介入でどうにか持たせたいという感じでしょうか。神田財務官が7月末で退任ということですが、発言は可能でしょう。
また、7月末はFOMC、日銀金融政策決定会合ですので、それまでは円安方向で、厳しいつばぜり合い状態でしょうか。165円を超えるようだとそれまでに介入ですかね。