イスラエルのエルダン国連大使が、5月10日の国連総会で、パレスチナの加盟を支持する決議案に反対する意思を示すため、小型シュレッダーで国連憲章を細断した、とのことです。
怒りのイスラエル大使 演説中に国連憲章をシュレッダーで細断
国際法を意に介さないイスラエルなので驚くことではないです。細断する前に、
「あなたたちは現代のナチズムに国連を開放した」
「(イスラム組織)ハマスによる将来のテロ国家に特権を与えようとしている」
と各国の大使らを批判したそうです。
ホロコーストであれば、今回の場合イスラエルのガザ侵攻の方がより当てはまります。ハマスだけがパレスチナを代表しているわけではないですし、ハマスにテロ行動に向かわせているのはイスラエルであり、アメリカです。と私には思えるのですが。
加盟国大使による個別の言動にはコメントしないとしつつ、国連のハク副報道官は、
「今も昔も加盟国による芝居がかったプレゼンテーションはあった」
と語ったそうです。なるほど、今までも同様な行動を取った国があるのですね。
気持ちはわからないではないですが、国の代表としての行動だと考えると品性がないと思うのは私だけですかね。