昨日に続いてのガザ地区の紛争についてです。
イスラエルのカッツ外相が、交渉が

「合意に至れば、ガザ最南部ラファへの侵攻計画を停止するだろう」

と話をしたと報道がありました。
「中止か延期かは不明」とありますが、

イスラエルの案にはガザ北部への避難民の帰還やガザを南北に分断している道路からの軍撤退など、ハマスの要求が含まれている。

とのことです。イスラエルは今までハマスに譲歩するような話はしなかったので、ハマスにも前向きに検討してほしいものです。そうすれば、昨日のブログのような悲劇は少なくなると思います。イスラエルなので全くなくなるとは言えない気がしますが。

ハマスは当初、紛争前に捕らえられたハマス関係者の釈放を要求していましたが、こちらはもう要求していないようです。取り扱いが正当でないことは予想できますが、市民にこれだけの被害が出ているので諦めていただきたい。そして、イスラエルの非難が大きい現状であれば、合意後の攻撃はより厳しい非難が起きるはずです。また、イスラエルは、仲介役のエジプトに対して、

交渉に進展がなければガザ最南部ラファへの侵攻に踏み切る

と警告した、との報道もあります。ひどい脅しですが、ここは合意してほしいものです。
アメリカがもっとイスラエルに圧力をかければ停戦に近づけると思えるのですが。