昨日のブログで石油が値上がりするのではと予想したのですが、ほとんど変わっていないですね。ドバイ原油が先週末12日(金) 90.40ドル、今朝15日(月) 90.20ドルだったそうです。数字上は少し下落していますが「変わらず」ですね。
ユーロ、ポンドに対しはドル高になっていません。円だけがドル高(円安)ですね。ニューヨーク株式市場は上昇していますが、日経平均は下落しました。

個人的には中東情勢は危険だと考えるのですが、4月に入ってからの情勢で織り込み済みなのか、はたまた、欧米がこれ以上の拡大を望まないと宣言しているので様子見をしているのかの状況でしょうか。

ただ、日本、円だけが素直に動いているように思います。今日も鈴木俊一財務相が円安牽制発言をしましたが、来週金曜に日銀金融政策決定会合、5月1日にFOMCがあるので動きにくいと思います。介入するとその価格がいったんの節目だと市場関係者は思うはずです。しかし、この2イベントでそこをあっさり抜けられると意味がなくなりますから。今日154円50銭近辺まで上昇したので、155円超えても介入できないのではないでしょうか。


そして、イスラエルのイランへの攻撃がありますよね。イスラエルはイランへ報復攻撃をすると言っています。アメリカは参加しないと言っています。イランはこれ以上攻撃しないと言っているので止めましょうよ。

ところが本日のNHKラジオ、NHKジャーナルで慶應義塾大学 田中教授が「イスラエルとイランとの攻撃の応酬が拡大すれば、アメリカ議会、世論の圧力でアメリカは軍を出さざるをえなくなるとイスラエルは先読みしていると思います」とおっしゃっていました。そうなったら戦争を止めることなんてできなくなります。
今ならイスラエルは戦争を止めることができると思えるのですが。戦争なんていいことはないですよ。人間の醜い面が前面に出ます。そして、多くの関係ない人たちも死んでいくし、ケガするんですよ。
止めましょうよ。ネタニヤフ首相。