4月14日、イランが、イラン大使館の空爆の報復としてイランを攻撃したそうです。

【速報中】イラン イスラエルに無人機やミサイルで大規模攻撃

一段と危険度が増しました。
これに対するTBSの解説があります。

【解説】攻撃しない選択肢はなかったイラン イスラエルはこれをどう「使う」か

読み方に寄るのでしょうが、イスラエルとしては、

今回の攻撃は(それが“脅威論”のメインであるイランの核開発とは直接関係なかったとしても)「自分は正しかった」と言えるものではある。

と分析しています。これは「イランは悪者だ」ということが正しいということでしょうか。本当にそう考えているのであればひどい論理だと私は考えます。
イランの攻撃は「イラン大使館の空爆の報復」ということです。イスラエルは関与を否定も肯定もしていません。アメリカも誰が攻撃したかを発表していないと思います。少なくとも私はそういった情報を見たことがない。ということは、イスラエルの攻撃だとみんなが考えている。
その上でのイランの攻撃です。イスラエルがガザ地区を攻撃している理由、ハマス殲滅の論理をこれに適応すると、イスラエル殲滅と言われても仕方がないと思いますが。
イスラエルの論理しかないんですね。

まあ、イランもアメリカとは争いたくないので、

「問題はこれで終わったものと考える」

とX(ツイッター)に投稿したようです。
しかし、欧米諸国がその前にイランに対して自重を促す必要があったと思いますが。今の時点でG7の会合をするとか騒ぐくらいなら。イランに攻撃するしかない状況を作り出していましたよね。呆れます。

これでイスラエルが攻撃を返すと「拡大」するしかないです。そうならないことを祈っています。


この件でまた石油価格が上昇しますね。有事のドル買いにもなるでしょう。まだ円安が続きそうですかね。