バイデン大統領がイスラエルのネタニヤフ首相に停戦を要求したそうです。

アングル:米大統領のイスラエルへの警告、与野党から批判の声

大統領選挙の年なので、民主党、共和党共に非難していますね。人道問題もあるし、国内のユダヤ人の票もあるので、バイデン大統領、トランプ前大統領ともに無視できないでしょう。どちらが勝とうが個人的には影響がないのでよいのですが、アメリカ政治に翻弄されないことを願います。

1947年の国連が「パレスチナ分割決議」を採択し、1948年にユダヤ側はイスラエル建国を宣言しました。決議内容も問題なのですが、アメリカのトルーマン大統領は国内のユダヤ人の票が欲しくて強力に国連に圧力をかけ、キリスト教徒が多数を占めるアメリカ、フランス、ブラジルなどは自国内のユダヤ教徒を追い出すために賛成しているのです。

この情報は、筑波大学名誉教授 塩尻和子氏のものです。

この辺りはまだ勉強中なので確かではありませんが、それぞれ自国の利益だけで決定したことは確かでしょう。ユダヤ、パレスチナのことは考えていない。大国の論理だけで決定した。これがパレスチナ問題の原因の一つだと私は思います。

強権での強制的な停戦が最善の策だと以前にも書きましたし、今もそう思っています。しかし、イスラエル、パレスチナ双方を考えた方策でないと将来に遺恨を残します。そのようなことがない解決を望みます。
とはいえ、どう見ても一般市民の犠牲が大きすぎます。早急な解決が必要です。