メリーランド州ボルティモアで23月26日午前1時30分(現地時間)、貨物船が橋脚にぶつかり橋が崩落した事故が発生しました。

なぜ橋が一気に崩落? 米ボルティモア6人死亡か 類似事故は35件

映像を見ると本当に「一瞬」で崩落しています。逃げることなんかできませんね。
この手の事故、船舶などの衝突による橋の崩落事故は世界中で発生しているそうです。アメリカが多く、1980年5月、フロリダ州タンパ湾での事故を受けて、橋脚の保護に重点を置いて作るようになったそうです。
今回の橋はその3年前、1977年に開通していたとのことです。そのために改善されていなかったようです。

とはいえ、さすがアメリカですね。問題の解明、改善、適切な対応をとるところは、

翻って日本は大丈夫なんでしょうか?
宮崎大学工学部森田千尋教授のお話では「多分船がぶつかるというのは想定もしていない」とのことです。
瀬戸内海には本州と四国を結ぶ橋が3本もあります。関門海峡にも橋がありますよね。これらの海は貨物船も多いと思いますが、大丈夫なんでしょうか。吊橋ですが強度は高いのでしょうか? 心配ですね。

そういえば、2018年9月の台風でタンカーが関空連絡橋に衝突した事故がありました。
東風れに対する日本の対応は法規制だそうです。

彼我の違いを考えさせられるような気がします。崩落はしていないからでしょう。しかし、今後は崩落も検討が必要と思われます。橋も船もどちらも物流には必須なのですから。事故が起きないことを祈った方がよいですね。