先週の日銀政策決定会合後にドル円が150円を突破し、現在151円台にあります。
一週間で3円近くの幅で動いているので、財務省も介入をチラつかせているようです。

神田財務官 円安進行に「あらゆる手段を排除せずに適切な行動」「常に準備」

当然の反応でしょう。ヘッジファンドも当然予想しています。

為替は投機で動いています。基本はファンダメンタルズで動きますが小さな波をヘッジファンドが作っています。しかし、先週、日銀政策決定会合、FOMCも終了し、次回はどちらも来月末になります。それまでは大きな流れが変わることはないでしょう。

先週から再度円安方向に動いていますので、昨年11月の高値151.9円の攻防になるでしょうね。152円を超えたところで介入しなかった場合、急激に152.5近くまで上げなければ介入もしずらいのかなと見ています。
日銀は4月に連続緩和はしづらい、FOMCの引き締めは4月でなく6月になるのではないかという話があります。そうすると円安方向は変わらないので4月以降の介入も考えないといけないので財務省も判断が難しいと思います。

ということで、4月は円安傾向で、介入があればどこまで円高に戻すか、146円くらいまでしか戻さなければ再度円安になるでしょう。素人予測ですがどうなるでしょうか? 記録として残しておきます。

しかし、円安だと生活に響くんですよね。石油の輸入価格が上昇するので。ドルベースだとそれほど上昇しているわけではないのに。