一昨日、昨日のブログの続き、「その3」です。

あちこちで報道されているようですね。内容はいろいろあるようですが、基本は否定しているということで。長くなったのと、これから何を書いても意味がなさそうなのでいったん終了します。とはいっても、私のブログを見ていただけるのは1日1、2名なので影響などないですが。

今回はこの記事

自民・長谷川氏、機内でカスハラ? 歌手の吉幾三氏指摘に「確認を」と反論

について書きます。
発着の遅れについてのクレームをしたことは認めたがハラスメントではないということです。その上で、

「(動画を)流す以上、本当なのかしっかり確認しなければいけない」と訴えた。

とのことです。記事一般に関してですが、コメントの一部を切り取っているので正確なことがわかりにくいんですよね。それを踏まえて私はこれを、

吉幾三さんは3月19日のYouTube動画で、CAから投書された手紙の内容を確認せず投稿するのは間違いだ

ということだと理解しました。これは後で書きます。

それは一旦置くとしても、昨年5月に投稿した元の問題のYouTube動画については何も回答していないのは問題なのでは。こちらは吉幾三さん本人が見たものなので「確認」が取れています。その上、ファーストクラスの席で離れていたにもかかわらず内容が分かったということは「大声」で話したことは確かだと判断できます。
北海道新聞の取材に「基本的に大声を出したことはない」と述べ、否定した。ことになっていますが、少なくとも「大声」を出したことがあるということです。これが「威圧」に当たらないのでしょうか。
とはいえ「基本的に」と断っていることが姑息ですよね。次には「そんなことがあったかもしれない。」になるのでしょう。

次に、「CAが投書した内容の確認」です。これは明白な証拠がない限りは認めませんという意味ですよね。これは実に卑怯なんですよね。一般人の卑怯以上に。

日刊ゲンダイDIGITALの記事によると、手紙の信憑性について、

「手紙に〈枕は2つ〉と書いてますが、私はこの3年間、枕なんて頼んだことはないんですよ。基本的に飛行機の中で寝ませんので。(匿名のCAが)現職なのか、本当に本人なのか確認が必要じゃないですかね……」

と回答してます。(内容が主観が多くてゴシップ風なので信頼性に問題があるでしょうが、正しいとして)
投書者本人の存在自体を否定してます。要は、証人が出てこない以上は証拠ではないというスタンスですね。よく使う手で、裁判では有効ですね。
ところでこれが卑怯極まりないんですね。それはそうですよね、この投書者が出てこないことを確信しているので。なぜなら、この投書者が出てくれば客室乗務員の職を失う可能性があります。
会社は現場に投げるような会社なんです。その上、航空運送事業は「許可」事業、国土交通大臣の許可が必要なんです。そのため政治家の圧力、または航空会社の忖度がありえます。
そんな中で出ていくリスクが大きすぎます。すでに圧力がある、忖度があったのかもしれません。特定されている可能性もあります。そうなっていないことを祈ります。


最後に、投書したCAは実在すると思います。吉幾三さんが芸能人という立場上YouTubeの視聴数を稼ぎたいだけで架空の投書をでっちあげてもあまりとくにはならないからです。視聴数が欲しければもっとセンセーショナルな内容にするでしょう。また、訴訟リスクもあるのででっちあげるリスクも大きいです。
そして、少なくとも関係のない二人の人間、吉幾三さん、投書したCAが、

長谷川岳参議院議員の機内での威圧的な態度

を指摘しているということは、そういう事実があった、また、常習的なものであった、と信じていいと思います。

反省して行動を改めてほしいものですが、全くそんなことは期待できそうにないですね。それだけの品性の人なんでしょう。
その前に「反省すべきは」そんな人を政治家にしてしまった国民ですね。
今の世の中は「良い」とはとっても思えないので、そのレベルの国民なんですね。