1月下旬にWindowsUpdateをするとエラー「0x80070643」で失敗するようになりました。

 

やっと原因を見つけたので記録しておきます。
これは、

2024年1月の更新プログラム「KB5034441」で、回復パーティションの空き容量不足が原因で更新できない

ということだそうです。これは、2月の更新プログラムでも治っていないそうです。
私が使用しているのはWindows10ですが、今も更新できません。Windows11でも発生するようです。

システムディスクの一番後ろに回復パーティションがあります。Windowsをインストールすると自動で作成されます。このパーティションの空き容量が足りないことが原因です。
この更新プログラム「KB5034441」ですが、

「Windows回復環境(Windows Recovery Environment:WinRE)」が有効になっていない場合、または、
「Windows BitLockerドライブ暗号化」を使用していない場合

は脆弱性の影響を受けません。また、影響を受ける場合でも、悪用される可能性は低い脆弱性だそうです。
この脆弱性の評価は今現在ということですが、敷居が高いのと作業が面倒なので私は更新プログラムが対応できるまで待つことにします。

更新プログラム「KB5034441」のMicrosoft情報は以下にあります。(リリース前から更新できない場合があることはわかっていたようですね。空き容量を増やす対応法の情報もあります)

KB5034441: Windows 10 バージョン 21H2 および 22H2 用 Windows 回復環境の更新プログラム: 2024 年 1 月 9 日


この辺りについては、@ITメディアに情報があります。(ユーザ登録しないと全て読めませんし、素人には難しいですが)

2024年1月の「WinRE更新エラー」は、なぜ、どのように発生したのか? どうやって解決するつもりなのか?


これまで、エラー「0x80070643」で探して、アンチウイルスソフトを無効化、SFCスキャンを実行などしたのですが、成功しませんでした。更新プログラム自体に失敗する要因があったので仕方ないですね。


Microsoftの更新プログラムは同じような問題が今までも何度もありました。もっとテストしてリリースしてほしいものです!
というか、今回はわかっていたけどリリースしたということです。この対応はどうなのかな、私的にはすごく疑問です。