昨日のイスラエルのガザ攻撃の原因を「ハマスの奇襲攻撃」と言いましたが、全面的にハマス、パレスチナ側が悪いというわけではありません。
係争の歴史は長いものがあり、複雑です。私自身、把握しきれていません。

放浪していたユダヤ人は、19世紀後半、2000年以上前にローマ帝国に滅ぼされた故国、パレスチナへ戻ろうという、19世紀後半の祖国復帰運動「シオニズム運動」が起こります。そして、第二次世界大戦でのホロコーストは、故国を持たないことが原因だと考えます。(そんなに単純な話ではないのでしょうが)
そしてついに、1948年に聖地エルサレムがあるパレスチナにイスラエルを建国します。
そして、それまでに居住していたパレスチナの人々を追い出します。一部はイスラエル外に、一部はヨルダン川西岸、ガザ地区に閉じ込めます。
これを、イギリス、アメリカ、国連がイスラエル建国を認めます。
アラブ諸国との戦争もあるのですが、さすがはお金を持っているユダヤ、お金は武力とほぼイコールなので勝利するんです。

それから、イスラエルとパレスチナ人との間で争いが起き、断続的に続いているということです。それは、追い出されたパレスチナ人は起こりますよね。
ガザ地区は長さ50km、幅5~8kmの狭く細長いところで、種子島ほどの面積に200万人の人が住んでいるそうです。
グテーレス国連事務総長が「監獄」と譬えたという記憶があります。私もそう感じます。
イスラエル、パレスチナの和平の話もあったのですが、パレスチナの事情などでとん挫しました。
根深い恨みの感情があるので、そう簡単にいかないようです。
イスラエルは、ヨルダン川西岸に新規入植しようとしていますし、パレスチナ国家樹立は認めないと言っていますし。

2000年前の祖国を再興したユダヤ人はすごいと思います。
私には理解できません。歴史に淡白な日本人にとっては難しいかな。個人的には、ユダヤ人には関わらない方がいいというのが本音です。

同じような恨みを持つのが、韓国の人たちだと思います。秀吉の朝鮮出兵を持ち出すので。

まあ、偏見ですね。反省しないといけないです。
全ての人が恨みを持っているわけではないということは知っておく必要がありますね。心の広い人もいます。絶対に。