先週は旧正月、春節でした。
そこで、「新年はいつ?」なのか気になって調べてみました。
(カッコ内はそれぞれ2024年の場合)

1. カレンダーを太陽暦(グレゴリオ暦)を使用し、1月1日を新年としている国がほとんどのようです。
日本、ヨーロッパ、アメリカ、ロシア、ブラジル、アルゼンチン等


2. 太陽暦(グレゴリオ暦)を使用し、太陽太陰暦(モンゴル暦、ヒンドゥー暦、タミル暦、ユダヤ暦等)の旧正月、イスラム歴新年を新年とする。毎年変わります。
中国(春節(2月10日(土)))
韓国(ソルラル(2月10日(土)))
モンゴル(ツァガンサル(2月10日(土)))
アラブ首長国連邦(イスラム歴新年(7月7日(日)))


3. 太陽暦(グレゴリオ暦)を使用し、民族、宗教ごとに新年とする。
インドネシア(元旦(1月1日(月))、中国正月(春節)(2月10日(土))、ヒンドゥー新年(3月11日(月)、イスラム歴新年(7月7日(日)))
マレーシア(元旦(1月1日(月))、春節(2月10日(土))、イスラム歴新年(7月7日(日))、ヒンドゥー新年(ディパバリ)(10月31日(木))
シンガポール(元旦(1月1日(月))、春節(2月10日(土))、ヒンドゥー新年(ディパバリ)(10月31日(木))
トルコ(元旦(1月1日(月))、イスラム歴新年(7月8日(月)))
モロッコ(新年(1月1日(月))、イスラム歴新年(7月8日(月)))
インド(新年(1月1日(月))、アッサム新年(4月14日(日))、ベンガル新年(4月14日(日))、イスラム教新年(7月17日(水))、ヒンドゥー新年(ディワリ)(10月31日(木))
スリランカ(シンハラ新年(4月14日(日))、タミル新年(4月14日(日)))


4. 独自の暦を使用する。(そのため便宜上太陽暦(グレゴリオ暦)で表しています)
イラン(イスラム歴新年(7月8日(月)))
サウジアラビア(イスラム歴新年(7月8日(月)))
エジプト(イスラム歴新年(7月8日(月)))
エチオピア(エチオピア新年(9月11日(水)))
バングラデシュ(ベンガル新年(ポヘラ・ボイシャキ)(4月14日(日))、イスラム歴新年(7月8日(月)))
イスラエル(ユダヤ新年(ロシュハシャナ)(10月3日(木)))

ネットで調べた結果ですので間違っている可能性があります。また、記録違いもあります。

グローバル化しているので、カレンダーは太陽暦(グレゴリオ暦)を使用している国なのに、4に入っている国もあるかもしれません。逆に、カレンダーに太陽暦(グレゴリオ暦)を使用していない国が、1、2、3に入っている国もあるかもしれません。

色々調べると面白いですね。
イスラム歴は太陽暦に対応しないので1年ごとにずれていきます。季節と日付がずれていくことになるのですが、中東は季節を重視しない、または、作物を重視しないのでしょう。
マヤ暦、アステカ暦とかがありますが、その痕跡が残っていないので、ヨーロッパの征服の歴史について考えさせられます。
北米、南米、アフリカ、アジアの征服の結果の違いを考えさせられました。調べれば、面白い話が出てくるんでしょうね。