今日は節分です。
厄払いとして、恵方巻を食べるとよいという話があります。
が、昔はこんな話はなかったです。自分の小さいころ(昭和40年代)には聞いたこともありませんでした。
恵方巻のいわれなどもいろいろなサイトで説明されていますが、その年の恵方とはということで気になったので調べてみました。

結論から言うと、
恵方とは、歳徳神(としとくじん)がいらっしゃる方位
だそうです。
この神様は、牛頭天王の后で、八将神の母です。。この神がいる方位は「恵方(えほう)」「あきの方」などと呼ばれ、万事に吉とされます。
参考: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%B3%E5%BE%B3%E7%A5%9E

ところが、当然方位は今でいう東西南北とかではなく、東洋の昔の方位を使用します。
これが、二十四山(にじゅうしざん)というものだそうです。
これはどういうものかというと、方位を、
1. 十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)を方位に当てはめる
参考: https://aura-tokyo.jp/2017/04/10/blog20170410/

2. 八卦(坎艮震巽離坤兌乾)を方位に当てはめる
参考: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E5%8D%A6
 

3. 十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)を方位に当てはめる
参考: https://www.i-nekko.jp/nenchugyoji/jyunishitohoui/

の3つの方法で分割し、十干の戊己を除き(中央なので)、八卦の坎震離兌を除いて24の方位に分割します。これが二十四山です。
参考: https://www.wikiwand.com/ja/%E4%BA%8C%E5%8D%81%E5%9B%9B%E5%B1%B1

そして、その年の歳徳神がいらっしゃる方位は、

十干の年が
甲・己は、二十四山が「甲」
乙・庚は、二十四山が「庚」
丙・辛・戊・癸は、二十四山が「丙」
丁・壬は、二十四山が「壬」

になるということだそうです。
参考: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%B3%E5%BE%B3%E7%A5%9E

結局、わかったようでよくわからない。