通算7年の大学生活
先日、大学生の身分を返還してきた。在学期間7年。通学期間4年、休学期間3年。7年間、大学の内外でたくさんの挫折と学びがありました。講義形式で先生1対数十人以上の授業をイメージしていた大学生活は、学生のメインのディスカッションやグループワーク形式の授業を大切に大切に重んじる大学で、想像とのギャップに驚き、戸惑ったこと。自分の意見をテンポよく述べることができる学生のレベルの高さに驚いたこと。大学の単位は、授業時間外での学びを重要視しており、思いの外、時間を消費すること。授業でプレゼンテーション形式で発表をするたび、周りと比較し、自分の不出来さに落ち込んだこと。毎回、毎回吐きそうなぐらいに緊張して自分で何を言ってるかも分からなかったこと。学会発表に参加し、自分の不出来さ、今ならこう答えるのにと思えて、後悔ばかりが募ること。大学生活においてもっと、もっと、自分で考えることをしてたら良かったと思うこと。同時に、目一杯遊ぶことをしたらと思うこと。はじめてのアルバイトに応募し、落ち、父に言われたことが正しかったのだと思い知ったこと。病気と診断され、言い訳ができたとホッとしたこと。時間が経つにつれ、あの時踏ん張れば良かったのではという思いが捨てきれなかったこと。でも、無理がありどうしょうもないことは明白なこと。たくさん、たくさん感情を失っていたことに感じること。感情が戻りつつあった時、僅かな感情のユレに酷く動揺し、自己嫌悪に陥ったこと。学費と社会生活リハビリのため、始めた職探しで素晴らしい人達に出会えたこと。こんな私でも社会の1ピースになれるのだと知ったこと。働くことはこんなにも楽しいのだと思えて仕方がなかったこと。大学卒業が成し遂げられなかったこと。あげきれない程の出来事がたくさんたくさんあり、その都度、その都度に感情が伴っていたことが懐かしく思えます。(未だに、引きずっている出来事と感情もたくさんありますが)きっとこの過程は大事な大事な宝物。