前日21時に家を出る。去年の7月27日以来の徳島。実は、だんだん瀬戸内海を離れて外洋へと向かうことに尻込みしていた。瀬戸内育ちの軟弱カヤッカーはだめだ。22時半過ぎに「松茂PA」に到着、車の窓に遮光シートを装着して30分後には就寝した。PAやSAはトラックが結構止まっているので、夜エンジン音が結構している。寝られないわけではないんだけど、耳栓をすれば違うかと思ってアマゾンでポチっとして購入した耳栓をして寝る。思った以上によく眠れて4時45分の目覚ましが鳴るまでぐっすり寝ることができた。
30分後、PAを後にして由岐漁港を目指す。途中コンビニで朝食を仕入れて車で食べながら向かう。6時半ごろ由岐漁港に到着していつも通りBIKEとKayak台、洗艇用の水を降ろして25キロほど先の蒲生田岬へと向かう。40分ほどで蒲生田岬に着いた。


googleMAPではもっと出しやすい浜だと思っていたけれど、大きな岩ばかりの浜だった。波は砂浜なら全然気にならない程度だけれど、ちょっと工夫が必要だ。駐車場にはトイレがあって、ウォータストイレとか言って水が常に流れているトイレだった。外までまるで生き物がゴボゴボ言っているような音がしていたので少々怖かったけれど…。
トイレを済ませて早速予定より早く7時30分過ぎに出艇した。艇を出してスプレースカートをかけるまでに波が艇内に入って濡れてしまったが、想定内で出艇できた。
出艇してすぐに見えてきたのは蒲生田岬灯台。東には伊島が見えている。いつかこの伊島にも行ってみようと思っているけれど、今日は沿岸沿いに西へと漕ぐ。蒲生田岬灯台(かもだみさきとうだい)は、徳島県阿南市の蒲生田岬に建つ、四国最東端の灯台である。灯台から南東方約1.2 km先のシリカ碆を照らす蒲生田岬シリカ碆照射灯が併設されている。領海及び接続水域に関する法律等では本灯台と和歌山県の紀伊日ノ御埼灯台灯台を結んだラインまでが瀬戸内海と定義されている(wikipediaより)。
つまり、ここからが外洋ということで少々緊張気味に漕ぎ進める。心配をよそに波はほとんどなく、潮の影響もなくスムーズに進む。実は、外洋になってからは潮流のデータがない。外洋ということで潮流は関係ないのかもしれないが、経験したことがないので心配だったけれど、少なくとも逆潮ということではなかった。少し前にホームグラウンドの沙美の海を漕いで戻った浜で「優雅に漕いでおられて、いいご趣味ですね。」と声をかけられたことがある。しかし、同じように漕いでいても大海原で漕いでいるとあいつ大丈夫かな?っていうように見えてしまう。不思議のものだ。海の色はちょうど黒板のような色をしていた。今日の昼食は9㎞ほど漕いだところの伊座利漁港のイザリcaféで名物のエビフライをいただく予定で、10時からの開店に合わせて出艇時刻も決めた。9時半頃、少し早いが伊座利漁港に到着。
小さな村の漁港だった。イザリcaféは漁港からすぐのところにあるので早速向かってみる。すると…、開店時間が11時からになっている、しかも今日は定休日。定休日は確か月曜日とネットでは出ていたのに…。こういったことは旅先ではよくあることなので、あらかじめ緊急用に買っていたおにぎりを昼食にすることにして先を急ぐことにした。というのは、できるだけ夕食に間に合うように帰りたかったので、少しでも先に進める必要もあったからだ。伊座利から由岐まで同様に9㎞ほどある。今日は曇りだけれど、湿気がすごいので雨に降られたように体はべとべとに感じる。途中、志和岐を由岐漁港と間違えそうになった。このコースに沿って岸壁沿いに漁船がたくさん出ていたが、どうやらアワビや伊勢海老をとっているようだった。
後で知ったことだが、ここはそれらの産地でJR由岐駅には伊勢海老のモニュメントが飾ってあった。伊座利から2時間ほど漕いで由岐漁港に11時45分ごろ到着。
カヤックを水洗いして着替えた後BIKEで出発。JR由岐駅の待合室でおにぎりで昼食を摂って再びBIKEに。出発後すぐに劇坂となった。今日は予想はしていたけれど、朝車で走った道とBIKEの道は違うので、どこでどのくらいの坂になるのかわかっていない。もう坂が始まったのかと心が折れた。実は今日はこのBIKEの方が大変なことが予想されていて、20㎞以上BIKEで走る必要があるのだ。結局、幸いこの最初ほどの坂はなかったけれど、結構アップダウンはあったコースで、少なくとももう一回はBIKEでここを漕ぐと思うと気が重い。途中の道は、車はもちろん人もそんなに通ることがないけもの道に近いようなところもあった。
以前佐多岬で猪に遭遇したが、そんな獣が出てきてもおかしくないなぁと考えながら漕いでいると、蒲生田岬の7㎞ほど手前の山の中の道で急にBIKEの前を横切る動物が!大きさは子犬くらいで後ろ姿しか見えなかったが、たぶん狸だったと思う。目の前を横切って山の中へと消えていった。その時は、タヌキ?アライグマ?ハクビシン?とわからなかったけれど、体が丸く、しっぽが短かったので家に帰ってからネットで確認するとタヌキだった。たとえタヌキでも急に出てくるとびっくりした。
そんなこんなで3時ごろ蒲生田岬に2時過ぎ到着。車にBikeを載せて由岐漁港へ戻りKayakを回収して帰宅した。























































































































