先月保護しましたクロちゃん、眼球結膜炎がほぼ治った?いや、何か変ね・・・ぶどう膜炎ですねって事でレッドアイの症状が見られ、
食欲もなく、微熱(39.5℃)が続いている事から生化学検査の結果、FIPだろうと言う結果になりました。


強制給餌は続いています


ここで一度おさらいを。

FIP(猫伝染性腹膜炎)はドライタイプとウエットタイプがあります。

大きな違いとして見られるのは
ウエットタイプには腹水、胸水がみられ、そのため腹部が膨れます。

ドライタイプは抗生物質が効きません。
黄疸がみられ、ぶどう膜炎の眼症状が表れます。眼球の中心に虹彩炎が現れる事もあります。

共通しているのは、元気がなくなり食欲もなく微熱が続きます。




2020年3月に保護した花丸は保護した時から目にオレンジ色の虹彩があって、
変わった色の目だなぁ〜と思っていましたが、病院で最初から、
「ドライタイプのFIPかもしれませんよ」と言われて驚愕しました。

その時の事は2020年3月のブログに書いてあります。

FIPは猫腸コロナウイルスと呼ばれるウイルスの突然変異です。

猫腸コロナウイルス自体は簡単に感染しますが病原性が低くて感染だけならば何も悪さはしません。
でも猫の体内で稀に何かのきっかけで突然変異を起こしてFIPウイルスになってしまう事があるんです。

このFIPウイルスはとても毒性が強いんですが、いまだに謎に包まれていて全容が解明されていません。

そして発症すると現時点ではほぼ99.9%の確率で助からないと言われています。

まあ、ムティアン等の薬剤を個人輸入して、
84日間連続投与するという治療方法もあります。
高額ではありますが。


FIPは仔猫時に罹りやすいと言われていますが、うちでもやはり子猫から若猫が多かったです。


エビちゅ   1歳時に発症。ドライタイプ
       漢方薬を使用して発症から1年    
       生きました。

幸多    正確な歳は分からず。ウエットタ
      イプ。身体中にハゲが出来た。

げんげん   1歳くらい。ダブルキャリア。

つきのわくーまん   仔猫。ウエットタイプ

花丸     正確な歳は分からず。ドライタ
       イプ




そして、クロちゃん。


分かりづらいですが、右目のふちが赤いレッドアイと呼ばれる症状です。

神経症状も出ていて歩けません。


漢方薬とインターキャットと点滴を続けます。







こんちゅけ。
アレルギーか??ってくらい涙目とくしゃみが治らない😢

薬を変えたほうが良いかも。




梅吉は元気です。