りゅうちゃんが亡くなって1年が過ぎた。
地域猫として20年以上ここら辺界隈を統べらせて来た強者だった。
私がりゅうちゃんと知り合ったのがいつだったかは覚えていないが、母が 「この子に似た仔猫がまた生まれたらしいわよ」
と言ったのにビックリして、
「去勢してないの⁉️ ダメじゃん‼️」って勝手に
即、玉とったが・・・
玉とってからも、あちこちに女はいたらしい。
玉とったって気性は変わらず売られた喧嘩は買った。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221231/15/shippopower/12/15/j/o0540108015223567725.jpg?caw=800)
我が世の春だ
わたくしがりゅうちゃんのいるこの界隈に引っ越して来て何年か経った時、たまたま仕事が長引きいつもより1時間帰るのが遅くなった。
わたくしが帰宅するのを玄関で待っていて夜は一緒にご飯を食べて一緒に寝るのが日課なのだが、 りゅうがいない。
外に出て 「りゅうちゃ~ん」
と探していたら、ご近所さんが 「ねぇねぇねぇ、玄関開けたらこの子が無理矢理入って来てね~、何か訴えてるようなんだけどー」
「あ~、ハラへったメシくれ、だよ」
「えー!?猫のご飯ないわよ、うち」
「あ~、これからは用意しといた方がいいかも~、きっとまた無理矢理入るよー」
っていうのが始まりで、夜は我が家で昼間はご近所さんち、っていうりゅうの生活パターンが定着したのでした。
このご近所さんは今まで動物一切に興味がなく、猫にも触った事がないので、
りゅうにどう接して良いのもかわからず
「猫のご飯買って来たんだけど食べないのよ~」
「あ~、この子カルカン食べないから。無一物なら食べるから。それに飽きたら銀スプね」
「え?無・・・?銀・・・?」
それからはスーパーに売っているウエット全ての品種を買って来て、とっかえひっかえあげていましたね。
そして、りゅうについた別名が、にゃんこ先生。
時は何年も経ち・・・
去年の夏りゅうは脳溢血で倒れた。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221231/15/shippopower/0f/9f/j/o0607108015223567737.jpg?caw=800)
歩けなくなり、ベッドで暮らす毎日。
何で歩けないんだ❓️ って顔で不思議がっていましたね。
亡くなる1ヶ月半前は毎日点滴を打ちに通院。
にゃんこ先生宅の息子さんが運転してくれました。
今まで猫アレルギーで触った事もなかったりゅうにスプーンでご飯も食べさせてくれました。
息子さん、公認会計士なんだけど、
今、休みの日はペットシッターをしてるのよ。
驚いちゃったわ。
毎日、夜遅くに帰って来るほど仕事が多忙なのに、何で⁉️って。
何かさ~、にゃんこ先生と知り合ってから猫や犬がめちゃくちゃ気になってねー、勉強したいな~って。
とある団体さんに通っていろんな勉強していますわ。
りゅうに似た色の猫も引き取りましたわ。
家の敷地内にでっかい猫シェルターを作りましたわ。
わたくしが猫を捕獲した時は避妊去勢に連れて行ってくれますわ。
何でも言ってー。何でもするからー。
って。
りゅうちゃんのおかげ。
ありがとう。
今年1年で近所の猫達の避妊・去勢は全て終了しました。
良かった。良かった。
来年から新しくすべき目標が定まりました。
手助けしますよ~✨という方々もいて、
良かった。マジありがたい。
何かをしようと決めると必ず助けてくれる人が現れる❗️
幸せな良き人生です。
そして、幸せな1年でした❗️
皆様、良いお歳をお迎え下さい❗️
つたない、どーしよーもないブログを読んで下さいまして、ありがとうございました。
Ciao~✨