で、生活出来るっちゅー事です。
わたくし一人なら。
コロナのみならず、乳飲み子のミルクやりのため仕事を1ヶ月休みたい・・と職場に申請しましたよ。
ありがたいことに通りましたよ。
収入は0になるけどな。
で、いろいろ計算していたんですよ。
昔の家計簿(殴り書きの)を見ていて、
まあ、超極貧時代のね、見ていたんですよ。
そんなに昔じゃないのにビックリ。
木版画の製作だけで生活していた時ですよ。
個展をやったら多少、大きなお金が動くけど、
普段はカード刷りや蔵書票の注文で糊口をしのいでおりましたので、収入なんて月5万くらいでしたよね。
蔵書票って、こういうのね。
お金持ちの中には、何十冊って自分の本を作って装丁をする趣味を持っている人がいるんですよ。
その装丁本に自分オリジナルの蔵書票を貼るんですねー。
わたくしは仲間からペタンコ屋って呼ばれるくらい蔵書票を彫っていたんです。
(ペタンコって蔵書票の俗称です)
夏、クーラーなかったし、
冬もコタツだけだった。
食器も年2回自分でひねって、焼いて自作品を使っていたんですね。
服なんてね、あなた、同じ服を1年着続けても大丈夫なものよ。
家は、とある工場地帯の倉庫を仲間6人で借りて(借り賃月5000円)、捨ててあった畳を拾って来て敷いていたの。
あれは、夏は地獄冬も地獄だったわ~😭
いま、その仲間たちは全員日本にはいませんよ。
彫刻、鋳鉄、油絵で立派に暮らしておりますよ。
生活が一変したのは、猫ですよ。
猫に地獄を味あわせるわけにはイカンじゃないの。
仕事をね、いろんな仕事をやりまくりましたね。
夜の商売が長かったかなー。
わたくし今、猫たちのおかげさまで天国の暮らしをさせて頂いております。
夏、クーラーがある。
冬、ホカペもエアコンも石油ストーブさえある。
食器も服も靴も買える❗️
冷蔵庫も洗濯機も電子レンジさえある❗️
水道ひねればお湯が出る❗️
これって、天国じゃね❓️❗️
一生懸命働けるのは、猫のおかげさまです。
梅吉は仔猫が可愛くて仕方ないらしい。
自分も子猫なのに。