猫の多頭飼育崩壊現場から立て続けに2件の緊急レスキューがありました。
1件目
7/6 京都より6匹レスキュー
避妊手術を行わないまま猫の飼育を続けていた飼い主が多頭飼育崩壊に陥り、退去するにあたって、猫たちの引き取り先を探す必要が出たそうです。
飼い主は施設に入所するとか、市営住宅に引っ越しするとか、そんな話でしたが、わたしたちにとってはどうでもいい部分なので詳細不明です。
一部の猫は出入り自由になっていたらしく、当会で引き受けた猫たちもノミまみれでした。
他の猫たちは別の保護団体などが引き受け、現場からは全頭レスキュー済です。
妊娠猫や仔猫も多数いたそうです。
当会で引き受けた子たちも妊娠しているかもしれません
この子たちは引き取り先が見つからなければ保健所行きとなり、(京都の一部地域だけかもしれませんが)殺処分が確定していると聞いていました。
それも数日後にです。
急遽、無理を承知で預かりボラさんたちに「もう1頭預かれないか」と声をかけ、シェルターのキャパをどうにかして空けました。
飼い主からは飼育費など一切もらっていません。
無償保護です。
全頭、メスでした。
(メスのみOK等と言ったわけではなく、来た子の性別を確認したらたまたまみんな女の子でした。全員妊娠していたら大変なことになります)
キジトラ4匹と、シャムミックス系2匹です。
しのちゃんは片目が委縮しています。おそらく猫風邪の後遺症でしょう。
みんなまだ緊張気味で、ごはんを食べない子もいるので、ゆっくり信頼関係を築いていきたいと思います。
2件目
7/8 岐阜より6匹レスキュー
無免許でブリーターの真似事をしていたらしい飼い主が多頭飼育崩壊に陥った案件です。
こちらも同じく、7/10には保健所行き(殺処分)が決まっていました。
元は2ケタ頭数いたそうですが、本件を知った地元の方が尽力され、里親さんや保護先を必死で探してくださいました。
そして最後に残ったのが当会で引き受けた6匹です。
若い子、可愛い子、懐っこい子、健康な子を皆さん欲しがりますので、残った子ということは、選ばれなかった子です。
もしかしたら、先に状態の悪い子を引き取ってくださった方もいるのかもしれませんが、他の子を見ていないしそれぞれの行方もわからないのでなんとも言えません。
どこぞのブリーダーも引き取りに挙手していたそうです。
おそらく、安価で売るか繁殖に使うか、この子たちを再利用するつもりでいたのでしょう。
血統書なんてどうにでもなりますからね。
そうはさせない。させてたまるか。
そして、この子たちも無償保護です。
多頭飼育崩壊に陥るような人が飼育を払える状況にあることはまずありません。
どういうわけだか、こちらも全頭メスでした
妊娠してないといいんですけど。。。
エリン、ルシアがアメリカンショートヘア
ザラ、メリッサ、ジェシカ、オリビアがブリティッシュのようです。
ザラとメリッサは毛玉がひどく、お世話が間に合ってなかったことは一目瞭然でした。
エリンとルシアは少し目が悪いようです。
このあと必要な医療にかけていきます。
この子たちは室内飼いでノミがいなかったこと、京都組よりは人馴れしていることから全頭預かり移動しました。
※京都組収容でシェルターのキャパが限界となったため、またしても預かりボラさんに声がけし、無理やりお願いしました。
皆様にお願い
京都組、岐阜組にはこのあとメディカルチェック、ワクチン、避妊手術などの医療費がかかります。
フード、猫砂、トイレ用シートなどの消耗品も恐ろしいスピードで減っていきます。
無理のない範囲でご支援いただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。
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