離婚に向かうには、

夫婦の要望や条件を決める必要があります。

何も決めず、ハンコだけポンっ!と押しておしまい、

そう出来たらどんなにいいでしょう。

話し合うにも、もう顔も見たくない夫と話すことは

かなりの忍耐力を要します。




私たちもお互いに

条件、希望を出し合いました。

その条件が整ったら、文書に残すという作業があります。




今回、2人の間に人を入れず自分たちで行うわけですが、

離婚協議書と公正証書、どちらを作るか…

って事になりました。




夫は大きな金額が動くわけではないし、

支払いが滞ることも考えられないのだから

協議書ではどうかと言ってきました。




私も、公正証書を作る手間と手数料を考え、

一瞬「それでもいいか」と思ったんです。




けれど、相談していた弁護士さんの言った一言が頭をよぎったんですよね。

それは、「この人、飛びませんか?」でした。

飛ぶ?

一瞬、意味がわかりませんでした。

不倫発覚以降の夫の言動を聞いてきた弁護士は、

夫が刹那的に生き急いでいると感じた様です。

それに、嘘を重ねてきた人でしょう?

この先どうなるかなんて、この人自身もわからないのではないですか?と。




確かに、考えてみれば不安です。

現に、もはや夫は私の知っている誠実な人ではありません。

夫にとっては大きな金額ではなくても、

もしスットボケられたら。

そういう事態を避けるため、安心するためにも

公正証書を作ることを決め、夫に伝えました。




先日、作成している証書の中身の確認で

公証役場から連絡が入りました。

出来上がり次第、夫と確認する事になります。

夫とコンタクトを取るのが今から憂鬱です。