家庭内別居は相変わらず続いています。






今回は、呆れてしまうお話。




私は、ガーデニングと言うほどでもないけれど

植物が好きで、小さな庭を管理しています。




実家は表通りに面していて、

そこにも小さな花壇があるんですが、

今回はその表通りの植栽の事。




腱板断裂の手術を受けてから

両腕があまり動かせず、

その花壇も世話のいらない植物だけを植える様になりました。




剪定や虫除けが必要ない、

コニファーとアイビー、ハーブと季節のお花を植えています。




その中に、大好きな四葉のクローバーを潜ませるように植えていましたが…

ところが、それを持っていってしまう人がいるのです。




ぷつぷつとむしられてしまった様で、

青々と茂っていた葉っぱがありません。

以前の時は根こそぎ持って行かれてしまったので、

今回は根っこが残っただけマシでしょうか。




元々、那須の山で見つけて栽培し続け、

増やしてこんもりと茂ったものが最初でした。

まだ夫が夫であり、家族だった頃。

株分けしようと思い、

そばで何か手伝うことはないかと言う夫に、

「株分けしたいから、まずは半分に分けて欲しい」と頼みました。




その間に、新しい鉢や

土に肥料を入れたりして戻ってみると…




夫に株分けを頼んだクローバーは、

刈り取られる様な形で切られていました。




夫は、株を分ける、と言う事がわからなかったのです。

土から数センチ残し、

切り取られた四葉のクローバーの苗は、

残念ながら復活しませんでした。

全滅。




私はその時、夫を責めませんでした。

説明不足の自分にも非はあったし、

せっかく手伝おうと声をかけて来た夫に悪いと思ったから。




でも、この一件は今でも思い出すと頭に来るんですよね。

元気だった苗を死なせてしまった事。

馬鹿な夫。




しばらくして、また苗を購入して植えていたのが、

実家の賃貸の入り口の植栽でした。




なんとなく縁起が良い様に思ったし、

柔らかく青々とした葉っぱがかわいいと思ったのです。




でも、通り沿いで人目のつく場所だからか、

切り取られてしまったり、根こそぎ持って行かれたり。

これには、怒りというよりも、

あーあ…

奪ってしまったもので、幸せになろうとしている人がいるのかなあ、と

悲しい気持ちになります。




よその花をとってしまい、

それを家に飾ったりする人の事を考えたら、

ふと、不倫する人と同じだと思ってしまった。




四葉を摘んだのが、小さなお子さんだったら

微笑ましくお裾分けできたのになあ。




摘まれてしまった四葉のクローバー、

今回は根っこがまだ残っているので

栄養剤をあげて様子をみようと思います。




夫に裏切られた私にも、

誰か栄養剤をくれないかしら?

なんて考えながら。