夫が家を出て行き姿が見えないため、
娘も私も精神的に楽になりました。


それでもやっぱり考えてしまうんですが
考えれば考えるほど
私は不倫そのものより、
嘘をつかれ
騙された生活であったことが嫌なのだと気づきます。


これから彼女と会ってくるわ、
とはっきりと言われた方が楽かもしれない。






以前、私が急に友人と会うことになり
土曜日の昼間に2,3時間の外出をしました。
夫は休みでリビングでTVを見ていたので、
「悪いけどEちゃんと急に会えることになったから、おしゃべりしてくるね。」
そう言って出掛けました。



2,3時間して家に戻ると、自転車がなく夫がいません。
ほどなくして帰宅した夫に
出掛けていたの?と聞くと
「ジムに行って運動してきた」
私の顔を見て、そう答えました。


けれど、実際は女とホテルに行ってたんです。


そんな急な予定にも、ほんの数時間でも
これからどう?と相談して会えるような、
そんな付き合いなんだと愕然としました。


その頃、私は彼がいつも使うホテルのIDを手に入れて
利用履歴を見ることができたんです。
けれど、その相手が自分の友人だと言うことをまだ知りませんでした。


そのときの嘘をつく夫の顔、今でもはっきりと思い出せます。


そんなシーンが何度も繰り返され、
私は心に深い傷を負いました。


発覚後に認めない、謝罪しないのもそうですが
こうして平然と息を吐くように嘘をつき
顔色さえ変えない。
夫はサイコパスなのではと思うときがあります。


もう、色んな事を聞く気にもなれません。
だって、どうせまた嘘をつくのでしょう?
どこまでが本当なのか
私の人生や積み上げたものまで
嘘だったような気がして
考え出すと深い闇に落ちそうになります。