ネロ君は残念ながらフィラリア陽性です。
センターから引き出されたその日からボルバキア治療を開始しています。
このボルバキア治療は朝晩と1日2回、小さなお薬を飲むだけです。
ボルバキア治療についての過去記事はコチラ。
フィラリアに寄生するボルバキア菌をやっつけるためのお薬なのですが、ボルバキアをやっつけることによってフィラリアも弱ってくるので、この弱っている時にさらにフィラリア本体に打撃を与えるお薬をフィラリア陰性の子と同じように月に一度飲みます。
ネロ君は昨日、そのお薬を飲みました。
このお薬を飲むとフィラリアの赤ちゃんが血管の中で大量に死ぬことがあり、その死骸が血管に詰まり、重篤な副作用を起こす場合があるそうです。
その副作用を抑えるためにフィラリア駆虫薬を飲む30分前にステロイド薬を飲みます。
フィラリアが回虫などと違うのは、血管内に寄生するので、出る場所がどこにもないということなんですよね。
だからフィラリア予防はとても大事なんです。
以前にも書きましたが、母さんはとっても心配症です。
副作用があった時のことを考えて、事前に小梅さんやpinoさんにもしつこく相談し、協力病院のいつもの院長先生がいる日を選び、さらにちょうど肺の経過を見ていただくために病院に行く日を選びました。
朝に薬を飲ませて病院へ…と思ったのですが、車に酔って吐いたら（車酔いしたことないけど）…とか病院で興奮したら…とやっぱり色々心配になり、結局、病院から帰って飲ませました。
本当に心配症で自分でも嫌になっちゃいます。笑
もちろん心配したような副作用もなく、ネロ君はいつも通り元気にしています。
ホッと一安心な母さんです。
もうすぐボルバキア治療の1クール目も終了します。
ネロ君の身体から憎きフィラリアが早くいなくなり、元気に生活出来ますように。
そしてそんなネロ君を受け止めてくださる優しい里親様があらわれて幸せに暮らせますように。
