みなさん!いよいよ夏休みですね!

今年の自由研究は何にしよう…。

迷っている方におススメ!
お家でカイコの飼育観察してみませんか?


かいこくん&かいこちゃん

 

 

カイコの飼育って難しそう…。


そんな事はないんです!
お菓子の空き箱や浅めの籠などで、飼育する事ができます!



箱や籠に新聞紙や紙などを敷いて飼育します!

 

まずは家の近くに桑の葉があるか探してみよう!

桑の葉

お蚕様は桑の葉を食べて成長します。
近くをよーく探してみると田んぼの近くや川の近くなどに桑の葉は意外とあるんです!
都市部など桑の葉を近くで採取するのが困難な場合は人工飼料も販売しておりますが、当館で飼育しておりますお蚕様は生まれてから桑の葉を食べています。
お蚕様は人工餌より、桑の葉を好む為、できれば桑の葉を与えるのが良いでしょう!


まずは幼虫から飼育してみよう!


3眠(みん)幼虫

カイコは幼虫時に4回脱皮をします。
生まれたてのお蚕様を1齢(れい)幼虫と言い、1眠(みん)し脱皮をすると2齢になり、その後脱皮を繰り返し5齢までに成長します。
3眠幼虫とは3回目の脱皮をし4齢になった幼虫です。
※成長具合によってお持ち帰りになれる幼虫の大きさが違います。

 

なるべく風通しの良い場所で飼育してあげましょう!
適正な室温は25~26℃位がベストですが、30℃以上にならないように気を付けてあげましょう!

 

毎日敷いてある新聞紙を取り換え、ウンチの掃除をしてあげましょう!
カイコは桑の葉しか食べないのでウンチは臭くありません!
ぜひ匂いも嗅いでみてね!(^^)/

カイコ(5齢幼虫)のウンチ

病気にならないように毎日清潔にしてあげましょう!




1日3回ほど桑の葉を与えます。
幼虫の大きさで食べる量がちがいます。




脱皮の前は眠(みん)といって頭を上げ眠っている状態になります。
その時は餌を食べません。心配しないでね!
新しい皮に変わる時なので、触らずにそっとしておきましょう!



脱皮した後の殻もぜひ観察してみてね!



4眠後、いよいよ5齢になると桑の葉をモリモリ食べるので、桑の葉を沢山採っておきましょう!
10日ほど餌を食べ身体が飴色になり透けてくると繭を作りだす合図です!



5齢になったら繭を作る為のお部屋である蔟(まぶし)の準備をしましょう!
蔟はお家にあるもので簡単に作れます!
段ボールなどを組み立てたり、トイレットペーパーやサランラップの芯などを使って作ってみよう!

 

〈蔟(まぶし)の作り方〉

 

段ボールや厚紙で作る



 

トイレットペーパーやサランラップの芯で作る


 

4cm四方程度の隙間があると良いです!

 

 

 

蔟(まぶし)をおいてあげると上っていき、好きなお部屋ので繭を作りはじめます!

お部屋に入らないカイコはそっと入れてあげましょう!

まずは足場を作り、顔を八の字に動かしながら長丸の形に上手に繭を作っていきます。

 

薄く中が透けている繭がだんだん白くなってきます。


繭を作り始めると2~3日ほどで完成します!




その後1週間位で蔟(まぶし)から繭をはずし、天日干しをします。
蔟(まぶし)に入っている状態で天日干しをしてもOKです!

カイコは繭を作り10日ほどすると穴を開け羽化し成虫(蛾)になります。
もちろん成虫を観察しても良いですが、繭を学校などに提出する場合は天日に干して中の蛹(さなぎ)を乾燥させてから提出しましょう!


さあ!準備ができたらカイコの飼育体験にチャレンジ!


〈カイコの飼育体験キット〉
卵…1粒 50円
幼虫… 1~2眠 1頭 200円  3~4眠 1頭 400円
人口餌…1本 1800円(約30頭分)※カット販売可
送料…卵 1500円  幼虫 2500円

ご不明な点は何でもご相談ください!


織の文化館 塩沢つむぎ記念館
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