本日の不合格体験記です

 

 僕は全落ちだ。受けた私立、国公立前期後期すべて落ちた。自分のレベルにあった所をうけていなかったというのもあるが、ただの言い訳に過ぎない。来年は最後のセンターや私立の難化で、さらに受験は厳しくなると予想できる。普通こういう体験記は、「勉強した方がいい」とか書いてあるけど、この文を読んで勉強するようになるならもうとっくに勉強しているはずだ。だからそんなことは書かないが、そのかわりに、なぜ僕が勉強をしなかったのかを書こうと思う。
 ずばりそれは実感のなさによるものだ。まあこればっかりは体験した人しか分からないかもしれないが、センター試験はあっという間にやってくる。本当にあっ!という間だ。それを知らない部活ばっかりしてたのんきな人が勉強するわけがない。そういう僕みたいな人は受験場で初めて実感が湧いて、焦って混乱してパッパラパーになってしまう。まあここで実感を持てといってもなかなか難しいだろうから、実感がなくても勉強できる方法を教えようと思う。それはただひたすらに支えてくれる家族や友だちのことを考える方法だ。お金を出したり、料理を作ってくれる親のことを考えると、否が応でも勉強するしかなくなる。つまりそういう勉強するしかない環境にどれだけ身をおけるかが重要だということだ。だから志学館は理にかなっていると思える。心を鬼にして厳しい先生方と温度調節のきかないエアコンのもと修行のように勉強することを僕はそっと決意した。

 

実感
重たい言葉ですね~