現在私は家で仕事をする場合、1日に6時間以上はデスクに向かって仕事をしていると思う。

 

 

そしてタイピング作業であれば、1時間に3000文字ほど入力する。

 

 

毎月15日に出している「項羽と劉邦」が1作あたり10000文字。

 

 

そして毎月1日に出している『Chocolate』が1作あたり15000文字。

 

 

だから「集中して書けば1日で作品が書ける」と思われるかもしれないし、実際に同じ量の作品を1日で仕上げる人もいるのかもしれない。

 

 

ただ、私の場合そうはいかない事情がある。

 

 

どうも私の場合、「1種類の原稿につき集中力が保つのは1日2時間まで」という制限があるらしい。

 

 

「項羽と劉邦」も『Chocolate』も、2時間書いたらその日はその作品に向き合えなくなる。

 

 

その作品を書く上で必要なアイディアが湧いてこなくなるのだ。

 

 

「項羽と劉邦」を書いた後で『Chocolate』を書くことはできるのだが。

 

 

ついでに言うと「項羽と劉邦」も『Chocolate』もその他のエッセイや小説も、「ただ入力して完成」ではない。

 

 

一旦書き上げた後は何度も修正を行なっている。

 

 

それは他のライターとして請け負っている仕事でも同じだ。

 

 

そうなるとただ「3000文字書くのに1時間なんだから、『Chocolate』は5時間で書けるでしょ」というわけにもいかなくなる。

 

 

結果として「項羽と劉邦」であれば全体として12時間、『Chocolate』であれば20時間ほど仕上げるのに時間がかかる。

 

 

1日に集中できる時間が限られているため、実はどの文章も仕上げるためにはある程度の日数が必要なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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Chocolate vol.42: 些細な発見

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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