SNSは確かにいろんな人とのコミュニケーションを可能にした。

 

 

そんな中で他人にネガティブな言葉を投げかけることで自分を満たそうとする人はいる。

 

 

誰もが想像できるように、こうした行為は人を傷つけるためやってはいけないことだ。

 

 

しかしそんなことは誰もが想像できるため、やらない人も多い。

 

 

私がSNSをやっていて「ちょっとこういう人ヤバイな……」と思うのは、無意味でしかないのにやたらと表面的にはポジティブな言葉をコメント欄に書いていく人。

 

 

所詮その人と私とはSNSでのつながりでしかない。

 

 

ましてやその人は私が作家をやっていて作品を販売していることも知らない。

 

 

私がどういう人間かも知らない、そして今後も大してかかわることもない。

 

 

そんな相手に優しくしたところで意味はない。

 

 

実際私は表面的に優しい言葉をかけられても喜ぶことはない。

 

 

にもかかわらず「優しくしよう優しくしよう」と必死になって、表面的に優しい言葉をコメント欄に残そうとする人たち。

 

 

確かに表面的に優しい言葉を他人にかけることで一瞬の自己満足が得られる。

 

 

でも私は一瞬の自己満足のために時間とエネルギーを費やしてしまうことは、ネガティブなコメントを書き込むのと同じくらい危険だと思う。

 

 

SNSをやる中でそういうかわいそうな人はたくさん見てきた。

 

 

冷静に考えれば赤の他人でしかない人間はSNSにたくさんいる。

 

 

SNSで他人を見る際には「果たしてこの人は自分とどれほどの関係があるのか?」と考えてみる必要がある。

 

 

赤の他人に表面的に優しい言葉をかけたくなったら、それは依存状態の始まりかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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