SNS戦略では「1つのアカウントで発信するテーマは1つに絞った方がいい」とはよく言われている。
そう言われている中では私のSNSアカウントは非合理的なことをしているようにも見えるかもしれない。
コンテストの話があり、
モデルの話があり、
文学の話があり、
歴史の話があり、
主婦としての話がある私のアカウントはテーマを絞っているとは言えない。
私だってそれなりにSNS戦略なんてものを学んできたのだから、自分のやっていることが時代に合っていないことくらい自覚している。
それでも私がテーマを絞ろうとしないのは、私のアカウントを見ている人に「寄り道」をしてもらいたいと思っているからだ。
「コンテスト関係の情報を見たくて鈴木詩織をフォローしたけど、ちょっと歴史も勉強してみようかな」
「鈴木詩織の作品が好きだけど、モデルとかの世界も興味がわいてきた」
私は私を見る人に、そんな「寄り道」をしてもらいたい。
だいたい「コンテストしにか興味がない」「歴史にしか興味がない」と言ってる人間なんてつまらない奴のセリフだ。
そして特に男性の言う「コンテスト・モデルが好き」は、別にそこの背景に興味があるのではなくただの女好きだ。
(だから私はSNS上でモデルとして注目されるのが嫌いだ。彼らは本当に私の思いを見ているのではない。彼らが見ているのは「穴」だ)
複数の異なる世界を「寄り道」してこそ人生は豊かになる。
そして「寄り道」するきっかけは一人の人間との関係からはじまる。
だから私はたくさんの人にとって「寄り道」をするきっかけになるためにあえてSNS戦略では非合理的な表現をしている。
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